hiroto-dojo

4スタンス倶楽部ロゴ   reash project
TOP blog newstoiawase
各施術所紹介 スタッフ紹介 一口コラム お客様の声 link おすすめ商品
 
一口コラム
バックナンバー

こちらのコラムでは週替わりで先生方が順番にお話しをしてまいります。
 
施術部西澤正樹

第246回 一口コラム

今回の担当は
施術部 西澤正樹です。

平成26年11月26日

 

「神奈川県立体育センターセミナー」

11/8に神奈川県立体育センターにセミナー講師として行ってまいりました。

当初の定員40名のところ、当日参加された方は70数名の方々。
世間の4スタンス理論への注目度の高さが感じられますね!

セミナー前に担当の方とお話をさせていただいたのですが、神奈川県は県をあげて、スポーツ指導者の育成に力を入れていらっしゃるとの事でした。
今回もその一環のセミナーとの事で、4スタンス理論に非常に注目と期待をしているとのありがたいお言葉をいただきました。

廣戸道場におみえになって自分のタイプを知った患者さんの中には、今まで受けていた指導が自分のタイプと違うやり方だった、それで上手くできなかったんですね、自分のタイプ通りに動いたらスムーズでした、とおっしゃる方がいらっしゃいます。

1番良いのは、全国の指導者の立場にいる方々が4スタンス理論を理解されれば、選手や生徒さんの怪我の予防、身体を動かす楽しさ、パフォーマンスのアップがスムーズかと思います。

今回の参加者は高校の指導者の方を中心に、様々なジャンル、年齢の指導者の方々でした。
指導者の方の向こうには生徒さんがいる、そんな責任を感じながらセミナーを行いました。

今回は2時間のセミナーで、4スタンス理論を説明するもの。
時間的にはいっぱいいっぱいなので、要点を絞って分かり易くお伝えする事を心掛けました。

ポイントとしては、

❶軸とは何か?軸を揃える事は身体にどんな変化をもたらすのか?

❷タイプによって軸が違い、それにより身体の使い方が違う事を知っていただく。

の大きく2つの項目に分けました。

❶は、軸を揃える事だけで、意図しなくても勝手に柔軟性、出力があがるというデモンストレーションをして、それを見ていただきました。
皆さん大変びっくりされていました。

次に❷に入る前に、軸を揃えるためには体幹の柔軟性が不可欠である事をお伝えして、キチンと立つ構えから、立位で体幹の脱力をする体操を全員で行いました。
10分間程度でしたが、何となく皆さんの柔軟性が出てきていたようでした。

その状態で❷のタイプによる軸の違い、動きの違いをタイプチェックのようにしながら、実際に皆さんにやっていただきました。
実際にやっていただくと、タイプによる動きの違いを直ぐに感じる方と、違いが感じづらい方がいらしたり、この方法だとAだけど別の方法だとBっぽい、みたいな方がいらっしゃいました。

でもそここそが、今回僕が1番お伝えしたかった事でした。

まず体幹の柔軟性がなければスムーズな身体の連動が出ない事。
なので生徒さんに御指導される際には、まずちゃんと立つ構えをとらせて、体幹を脱力させる事を1番最初にしてください、それが出来れば勝手に軸が揃え易くなりますよ、軸が揃えば身体は連動しますよ、とお伝えしました。

出来ていなければ、まずそこにこだわるべきだと思います。
実際、その違いを感じずらかったB2タイプの男性の動くべきポイントの胸郭はほとんど動いていませんでした。
仮にこの方を御指導する際には更に体幹を脱力させる事に第1に労力をさくべきでしょう。

それから、3つのチェックでAだったのに、1つのチェックでBと出たケースがありました。
それでその方は自分がどのタイプか分からなくなっているようでした。
僕がみたところ、その方はおそらくAタイプと思われる女性でしたが、ヨーイ、ドン!の構えをしていただいた時に、Bタイプっぽく後ろ脚に体重をのせて構えた方が自然だとおっしゃいました。
でもスタート時をやっていただくと、前脚に重心を移してAタイプっぽく伸び上がってスタートしていました。
そこで最初からAタイプの軸脚の前脚に軸を揃えて構えたら、もっとスムーズなスタートダッシュが出来る可能性は高いですよ、とお伝えしました。

全員が自分のタイプ通りに100%動けていたら、全員がトップアスリートになってしまいます。
不自然な動きをしているところを見つけて、そここそが直すポイントの可能性が高い事をお伝えしました。

それらを踏まえて、締め括りとして、指導者として徹底した現実主義でいましょう、
起こっている現象は事実だから何故そうなったのかを考えましょう、
とお伝えしました。

指導をした時に生徒さんが上手くできなかったとしたら、無理に自分の方法論を押し付けるのではなくて、
その前段階として、

ちゃんと立てているか?

体幹は脱力して柔軟に動いているか?

調子の良い時と比べて何処が違うのか?

正しい身体の動きは4通りあることを頭において、よく生徒さんを観察して言い回しを変えたりアドバイスしてください、とお伝えしました。

レッシュ理論を全国の指導者の方々に知っていただいて、それが当たり前に生徒さんに伝わっていく、そんな方向にもっともっとなっていけるように、キチンと伝えていけるように頑張りたいと思います。


 
2018年 | 2017年 | 2016年 | 2015年 | 2014年 | 2013年 | 2012年 | 2011年 | 2010年以前

予約

原宿

池ノ上

取材その他の問い合わせ
239
廣戸聡一の『レッシュ理論』については
レッシュプロジェクト

『4スタンス理論』については
4スタンス倶楽部

   
 

本日の廣戸道場 | 新着NEWS | お問い合わせ | 各施術所紹介 | スタッフ紹介 | 一口コラム | お客様の声 | LINK | おすすめ商品

copyright

reash project