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一口コラム
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こちらのコラムでは週替わりで先生方が順番にお話しをしてまいります。
 
施術部部長 小杉英紀

第804回 一口コラム

今回の担当は
施術部部長 小杉英紀 です。

令和8年2月25日

 

「妄想話」

日常よくある会話で、

A:「今日の晩ご飯何がいい?」
B:「何でもいい」

Bにしてみれば、「(作ってもらえるのなら)何でもいい」

という意味を含んでいることもあると思いますが、それでも大抵の場合その返答に困ったりやもすれば不快になるのはAの方ですね。

BがAに決定を委ねるかたちではありますが、これが飲食店だとしたら、

店員「お客様、ご注文はお決まりですか?」
客「何でもいい」

は成立しませんね。

コース料理のみや元から決まったもの(既知や未知は問わず)を出す店でない限り、
選択肢(メニュー)を複数提示された状態で自分では選ばすに店側や作り手に丸投げすることがないことを考えると、質問の受け手の側に答える義務があるのかなと思います。

選択肢の数が増えれば増えるほど決定までに時間がかかるのは確かに否めないことではありますが、選択の余地を狭める(狭まる)ことでするべきことが明確になることもあります。選択肢が1つしかない場合は食べるか食べないかの判断以外に逡巡の余地はありませんね。

「これしかないならそれでいくしかない」

サッカーで後半のアディショナルタイムで負けているチームの「負け」を回避するためには「点を取るしかない」ので相手に点を取られるリスクを冒してでもゴールキーパーも相手ゴール前に上がって人員を増やして点を取りにいきます。

SNSで調べた結果、色々なものを見過ぎてしまってなかなか決められなかったり、結局決めずに終わって何も出来なかった、ということは現代おいてはありがちな話です。

挙句の果てにはAIに決めてもらうことが常態化し人間が意思決定を放棄し続けた結果、シンギュラリティが訪れる近未来、という少し怖さを感じる世界がいよいよ近づいているのでしょうか?

様々な可能性を追求する、と良さそうにも感じられますが、「するべきこと」「可能なこと」が何なのか?明確にするを考えて行動を決定するためには敢えて選択肢を広げないことも大切な気がします。

…自分で食べるものくらいは自分で決めて意思表示していかなければと思います。



 
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