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一口コラム
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こちらのコラムでは週替わりで先生方が順番にお話しをしてまいります。
 
施術部 関口裕太

第807回 一口コラム

今回の担当は
施術部 関口裕太です。

令和8年3月18日

 

「扱い方は理由で決まるかもしれません」


最近、身の回りのものに手をかけることが増えました。
ちょっとした配置を変えたり、
少し手を加えてみたり。
正直、最初はそこまで気に入ってたわけじゃないんです。
「まあ、こんなもんか」くらいの感覚で。

でも、不思議なもので。

手をかければかけるほど、
だんだんと見え方が変わってくる。
少し使いやすくなったり、
ちょっと雰囲気が良くなったり。

その積み重ねで、
気づいたら「悪くないな」って思えてくる。
むしろ、前より好きになってる。
逆に、あんまり手をかけてないものって、
どこか扱いも雑になる気がしていて。

例えば車でも、
気に入ってる車だと自然と丁寧に運転するし、
あんまり思い入れがないと、どこか雑になる。
ぶつけやすかったり、扱いも荒くなったり。

あと、これもあるなと思っていて。
人からもらったものももちろん大事なんですけど、
自分で選んで買ったものとか、
自分で手をかけて作ったものって、やっぱり特別で。
旅行先で陶芸体験して作った湯呑みとか、
正直そんなに使ってるわけじゃないのに、捨てられない。
たぶんそれって、物としての価値というより、
そこに乗っかってる“記憶”とか“過程”があるからで

何を選んで、どう手をかけてきたか。
そのストーリーごと、大事にしてるんだと思います。
これって、物だけじゃなくて、
体も同じだなと感じます。
自分の体に手をかけている人ほど、
無理な使い方をしなくなるし、
ちょっとした違和感にも気づける。

逆に、あまり気にしていないと、
無理を重ねてしまったり、
結果的に崩れてしまう。
最初から好きだったわけじゃなくてもいい。

手をかけていく中で、
だんだんと愛着が生まれて、
扱い方も変わっていく。
手をかけるって、
ただ整えるだけじゃなくて、
関係をつくることなんだと思います。

一つ一つに、少しだけでもいいから、
物にも体にもストーリーを持たせてあげれるよう過ごしていきたいですね。


 
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