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一口コラム
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こちらのコラムでは週替わりで先生方が順番にお話しをしてまいります。
 
施術部西澤正樹

第794回 一口コラム

今回の担当は
施術部 西澤正樹 です。

令和7年12月3日

 

「シン グローバリズム」

いよいよ12月に突入しましたね。
お忙しい時期になるかとは思いますが、
息抜きするくらいの軽い気持ちで読んでみてください。

現代は多文化共生が求められる時代と言われています。 
海外からの移民の受け入れの拡大や、
国内人口減少による外国人労働力の拡充、
円安によるオーバーツーリズム。 
そんな様々な事が重なってか、
身近なところで、数年前に比べて山手線に乗っている外国人率がかなり増えた事を肌で感じています。
2024年末のデータですと、
旅行者を除く国内の在留外国人数は、
約377万人と過去最多を更新しているようです。
1989年が約100万人ですから、25年間で3倍以上に増えているんですね。

異なった歴史、文化で育ってきた人々が共に暮らすという事は、良い事も沢山あるとは思いますが、
色々と問題をはらむ事も想像に難くありません。
SNSを見ていても、
土葬を求めるイスラム教の人々と、
99%が火葬の文化で生きてきた日本の地域住民との間で、土葬を認める、認めないの議論が交わされているようです。
農作物や飲料水への影響を懸念されているようですね。
これは一つの例ですが、それ以外にも文化的、宗教的価値観の違いからか、様々な問題が起きているようです。

各国の垣根を取り払って、世界を一つに繋げていくというグローバリズムの良い点ももちろん沢山あると思います。

問題が起きないためには、移り住む国の文化を尊重して生活してもらえるように、
もっともっと日本文化を正しく世界に向けて発信して、知っていただく事も必要だと思います。 
日本には日本にしかない素晴らしい歴史、文化がある訳ですから。
お互いにそれぞれの国の個性を大切にしたグローバルな関係でありたいですね。

高市政権になり、外国人の入国基準の見直しが行われるようなので個人的には期待を寄せています。
また我々国民も受け入れる側として、
各個人個人のレベルで、日本文化を守っていく気構えと、それを外国人に説明する努力が必要だと思います。
自国の文化は自分達で守る。
そしてお互いに尊重し合えるような関係を築いていけるといいですね。

一方、日本人同士においても、
多様性が叫ばれ、なかなかまとまりを保ち辛くなっているように感じます。
世の中はどんどんと複雑化して行っているようです。

そんな中、廣戸道場にいて感じる事は、
身体にはキチンとした法則性があるという事です。
それは地球に重力、大地という絶対的なものがあるお陰です。
人間はそれこそ十人十色、千差万別です。
誰一人として同じ人間はいません。
だからそれを一人一人見ていったらまとまる訳がありません。

でも我々には、
世界中全員に等しくかかる「重力」の法則から導き出された、身体理論があります。
これは余計なものを排除して、
徹底的に引き算をしていった結果残った真理だと思っています。
地球の住人として、みんなが分かち合える事。
これこそが本当のグローバリズムなのでは?なんて思う今日この頃です。
皆さんはどう思いますか?


 
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