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一口コラム
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こちらのコラムでは週替わりで先生方が順番にお話しをしてまいります。
 
施術部部長 小杉英紀

第760回 一口コラム

今回の担当は
施術部部長 小杉英紀 です。

令和7年3月21日

 

「刮目」

「しっかり立てれば軸が出来るし軸が出来れば余計なことをしなくてもちゃんと理想通りに投げられる」

「正しく立つ」

「軸を作る」

「軸で動く」

レッシュ理論において最重要事項の「全体定理」に属するこれらのことを意識的に行うことで、安全で安定した動作に自ずとなり強い出力を生み出します。

ただこの3つの事柄を精度高く行うことはなかなか難易度が高く、試行錯誤されている方も多いかと思います。

その精度が低下する要因として「身体の歪みやそこに起因する体感の硬さ」が挙げられます。
どんなに丁寧に「正しく立っ」ても歪みの分だけ精度は落ちますし、その状態で行われるパフォーマンスはベストの時とは乖離してしまいます。

ただこれは「技術の低下(下手になった)」が原因ではありません。
「身体の状態の問題」です。身体がイメージ通りに動かない、良い結果にならないからといって調子の良い時にはしないことをしたり安易にフォームに手を加えたりすることは、本来のフォームや動きのイメージが曖昧になり自分にとっての「正解」が見え難くなったり故障や怪我の原因にもなりかねません。

ですから、不調を感じたらその時に出来る限りでの「正しく立つ」を行いゆっくりと深呼吸をしたり立つ座るを繰り返してみてください。
体幹主動でしか動けない状態でそれを反復すれば少しずつ動いてくるはずです。

一番動作の根本の部分、原点の状態を確認することが本来の「コンディショニング」の意味だと思います。

繰り返しますが、以上のことを確認する以外に本来のパフォーマンスに戻る手立ては無いと私は考えます。
自分の中にある正解もこの繰り返しでしか気づくことは出来ません。

冒頭のカギカッコの言葉は、以前とある野球選手との会話で本人からの言葉として発せられたものです。
レッシュ理論での定義としての「正しく立つ」「軸」ほど明確では無いと思いますが、彼の動きは感覚的とはいえ完璧にその言葉通りのフォームを持ち合わせています。まさに「機能美」を体現しています。

今日(3/19)、その選手は大きな試合でデビューする予定です。「立つ、軸の完成形」の成せる業を改めて目の当たりにする絶好の機会になることを願います。



 
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