「あっち向いてホイ」
皆さんこんにちは。
早くも2月になりましたね。
寒い日が続きますが、体調に気をつけていきましょう。
私は埼玉県在住です。
自宅から最寄り駅までは徒歩で約20分。
駅までは遊歩道を歩いて通勤しています。
その脇には畑や民家の植木があり、比較的緑豊かです。
雀をはじめ数種類の野鳥も見る事が出来、聞こえてくるさえずりに心が和みます。
この時間が自分自身と静かに向き合える大切な時間になっています。
歩きながら自分の各骨格の形状を一つ一つ明確にイメージしたり、タイプ別の法則を改めて感じてみたり。
そんな事を気張らずにしていると、何かしらのインスピレーションが頭の中に自然と湧いてきます。
先日は向こうから歩いてくる人と何気に目が合い、その人がちらっと向いた方向につられるようにして、僕も同じ方向を向いた事に気付きました。
それはかなり自然な動きで勝手に反応して身体が動いていました。
バラエティー番組にも出演されている輪島弘一さんは、ボクシング現役時代にこれを利用して、「あっち向いてホイ作戦」を試合中に実行して相手にパンチを当てていた、というエピソードは有名です。
相手と対峙している時にワザと急に目線を横に向けたりすると、反射的に相手もつられてその方向を向いてしまうんだそうです。
そしてその一瞬の隙にパンチを打ち込むんだそうです。
話を私に戻しますが、そのつられた自然な動きって大切だなって思ったんです。
逆に言うと、最近ちょっと頭が凝り固まっていたかもと、気付かされました。
患者さんの動作の不自然なところや施術中に起こるお身体の反応、それらをありのまま見取る事の大切さに改めて気付かされました。
それがある事で初めて全体定理、個体定理に則った分析に入る事が出来る。
最初はざっくりと「何かここ変だな」とか「あれ?」って自然に気づける事。
それを感じられる状態に常に自分を置く事。
そんな事を当たり前の事を忘れないように過ごしていきたいと思います。
今年も一年よろしくお願い致します。 |