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一口コラム
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こちらのコラムでは週替わりで先生方が順番にお話しをしてまいります。
 
施術部山本裕司

第738回 一口コラム

今回の担当は
施術部 山本裕司 です。

令和6年10月2日

 

「最初はちょっとした掛け違い」

どの競技でも練習すればするほど下手になる人と、コツを掴んでみるみる上達する人がいます。
その違いは色々とありますが、身体の反射に鈍感か敏感かが大事なように思います。
具体的に言えば指先まで反応出来ているかどうかが上達には大事なように感じます。

例えば、ゴルフで球が狙った所にいかなかった。
上級者と伸び悩んでいる方で考え方が大きく違いがあります。
上級者の方は、準備はしたけどちょっとした選択ミスや読み違いでミスをする場合があるので次に生かして改善出来るからミスが小さく自己解決出来る。

片や伸び悩んでいる方は、準備を怠って小手先のことばかり気にするので動きがチグハグになり泥沼化していく。
どんな準備かというと、体幹が動くかどうか。そこには身体の原則がいくつかあり、確認するには「自然開腕開脚」がおすすめです(形は廣戸先生の本に出ていますのでご参考になさってください)。
大事なのは手足の指先が同じ方向に向いていること。
意外なことですが指先の向きで色々と不具合が出ることが多いです。
例えば、わざと自然開腕開脚で左手の指先が左脚の指先より外に向くようにしてからクラブを構えて振ってみて下さい。
それだけでも体が左に流れてしまいます。左に体が流れないようにするために動きを確認しながら腕の位置やクラブの角度を矯正するようなことをすると、最初から身体のズレがあるところから動きを矯正すると文頭に書いたように動きがチグハグになります。

気付かないうちに身体の準備が不十分になっているかもしれないですね。
動きを動画で確認するより、先ずは自分自身の骨格がどこに向いているか目を向けてみませんか?
ミスは意外とちょっとした掛け違いかもしれないですよ。


 
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