「99歳の師匠」
今週のコラムを担当させて頂きます中條雅章です。
宜しくお願いします。
私自身人生初の、〜道の習い事が書道でした。
幼稚園年長から硬筆、小学生から毛筆を習いました。
書道教室入門6歳の時、書道の師匠は52歳。
現在、私は53歳、師匠は99歳。
今現在の私の年齢の頃に、当時の幼稚園年長だった僕が、ご指導頂いてた事になります。
小学6年生まで通った記憶があります。
それから約41年の月日が流れ、、、
息子に習字道具を借り、思いきって先生のところへ!
「先生、習字道具を持ってきたのですが、、、」
「ご指導お願いします。」
先生は、快く快諾して下さりました。
早速、習字道具を広げ、
私自身好きな言葉である、
「心技体」
を書き始めました。
41年振りの師匠と弟子の時間。
最初のひと筆は緊張し、手が震えました。
お手本がなく書いた「心技体」。
「上手だね!」
褒められながらのスタートで、ちょっぴり拍子抜け!苦笑
頭(最初)から、叱られると思ってましたから、、、
何枚か書いていくうちに、師匠からご指導を頂き、、、
昔話しを交えながら、師匠との記憶が蘇っていきます。
私にとって、至福の時間が流れていきます。
師匠からご指導頂きました書道を、さらに自分のものとして受け入れ、
息子たちにつないでいければと思います。
99歳の師匠。
来年早々100歳に!
いつまでも、お元気でいて欲しいものです。 |