「勝手に変化する」
こんにちは。
今週コラム担当の山本です。
今回は「勝手に変化する」というテーマです。
先日実家に帰った時に、私の弟がゴルフを始めたいと言ってきたので素振りを教えてきました。
タイプはA1。 ただ4スタンスや軸のことはほぼ知らないので、細かいことは言わずに。
・まずは体幹が動くように全身で振ってもらいます。(A1タイプの体幹が動く仕掛けはしています)
・次に首幅で振れるように胸の前でクラブを持って素振り。
・最後に胸でボール見るようなイメージで素振り。
それを10本ずつ繰り返し素振りを教えました。
最初は胸を張って肘位置がA1の位置に来なかったのですがとりあえず放置。
グリップの形やアドレスの形を質問されますがこれもとりあえず放置。
3分くらいで終わるなかなか不親切なレッスンですが、注意点は2つ。
①胸の前で持つこと。
②構えたら振ること。
各素振りに明確に目的を持たせてあとは素振りを見ているだけ。
素振りをしているうちに、教えてないのに自然とシュラッグをしてA1の肘位置に。
振ってるうちに、「骨盤あたりが動く感覚が出てきた」「振り終わったらシャフトが身体に当たる」などA1らしいワードが出てきたので素振り終了。
弟が言うには、「骨と関節で振ってる感じ」とのことでした。
改めてタイプの動きは自然になることを実感したのと、情報の整理がとても大切なことだと感じました。
感知しないことは教えない。
感知したら同意をする。
ただそれだけでも、ゴルフの知識や軸のことを知らなくとも色々なことが勝手に変化するので今後のレッスンに活かそうと思います。
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