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一口コラム
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こちらのコラムでは週替わりで先生方が順番にお話しをしてまいります。
 
施術部西澤正樹

第707回 一口コラム

今回の担当は
施術部 西澤正樹 です。

令和6年2月14日

 

「役割」

今年もあっという間にひと月が経ちましたね。皆様滑り出しは順調でしょうか?

ところで、YouTubeに大愚和尚の一問一答というチャンネルがあるのをご存知ですか?
私は人生のヒントが欲しい時などに時々覗く事があります。
最近観た回は、私に近い年齢の高校教師をされている方が、職場の同僚や生徒との関係などで色々と悩まされている、というご相談でした。

和尚さんが答えていた事をまとめると、まず、1人の人間でも複数の「役割」を抱えているものである(教師、夫、父親など)。
でもその中でも特に1日の大半の時間を割いている、教師という「役割」と真剣に向き合いなさいと。
その「役割」の1番大切な事とは、
個性や能力も違う生徒達それぞれに対して、一人ひとりと正面から向き合う事だと。
それによって例え全員を望んだ方向に導けなかったとしても、その取り組む姿勢を生徒は必ず見ていると。
何年かかるか分からないが、それをやり続ける事でそれ以外の悩みもいつの間にか解決しているはずだと。

大まかにそんな内容だったと思います。

それを観て感じた事は、
やらなければならない事は、自分自身に意識を向けて色々と思い悩む事ではない。
周りに目を向けた時に、自分の果たすべき役割を理解しそこに背を向けない事。
そしてその対象は「個性を持った人間」だという事。
自分とは違う考え方や性質を持った「人間」をきちんと把握しようとしたら、学ばなければならない事は山ほどある。

前回のコラムで、個人的な今年のテーマを「もっと人を見る」にしたとお伝えしました。ひと月経って果たして自分は変われているのか?と自問し、今回のコラムに繋げさせていただきました。

「誰かのため」が自分の頭、身体を突き動かしていく。
「強くあれ自分!」


 
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