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一口コラム
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こちらのコラムでは週替わりで先生方が順番にお話しをしてまいります。
 
施術部中條雅章

第701回 一口コラム

今回の担当は
施術部 中條雅章 です。

令和5年12月27日

 

「医療の現場にて」

皆さま、こんにちは。
今週のコラムを担当させて頂きます中條雅章です。
宜しくお願いします。

先日、医療の現場にて、感じた事をお話しさせて頂きます。

東京の某大学附属病院にて、78歳女性Mさんの股関節の手術のお話しになります。
出産時に逆子で産まれ、生まれつき股関節に支障を抱えて人生を歩んできたとの事。
年齢を積み重ねるにあたり、骨盤の寛骨臼の変形と大腿骨の骨頭の変形により、股関節が可動不備に。

手術は、変形した大腿骨骨頭を頸部から切断し、大腿骨骨体に対し縦に穴を開け、人工の大腿骨骨頭を埋め込み、骨盤側と大腿骨との骨間に人工関節を作るというもの。

手術にあたり、年齢的な問題も含め、事前準備として様々な検査の結果、手術を受ける事が可能と判断。

いざ手術。
手術は無事成功。

手術当日、術後の経過含め、お医者さんからの説明が家族にありました。

そのお話しを伺ったのですが、、、
プラモデルを組み立てる様な、部品と部品の接続のお話し。
術後のリハビリの説明も、患部である股関節に限られたお話し。

そのお話しを聞かせて頂き、真っ先に思った事、、、
それは、医療の現場とレッシュ理論(整体&レッシュトレーニング)が、組み合わさってくれたらなぁ!と痛感しました。
全身骨格の動き、形態、歪みを立体的に診れる医療チームがいてくれたらなぁ!と。
お医者さんになる為の6年間の医学大学のカリキュラムに、人体の歪みの見方や施術はあるのでしょうか?
全身骨格から診た局部へのアプローチ、
局部から診た全身骨格へのアプローチ、
様々な想像、仮説、そして現状が組み込まれた手術があるべきだし、医療チームがあるべきだと!

今の現状としては、
全国に広がるレッシュトレーナーの領域ではないでしょうか?
手術前、手術後のサポートとして、
医学(病院)とレッシュ理論&骨理学が融合出来れば、患者様を第一に考える統合医療として、より素晴らしい環境が出来るのになぁ!と実感しました。

今年も、患者様、お付き合い頂いた方々、有難う御座いました。
来年も、御指導御鞭撻、宜しくお願いします。
良いお年をお迎えください。


 
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