「医療の現場にて」
皆さま、こんにちは。
今週のコラムを担当させて頂きます中條雅章です。
宜しくお願いします。
先日、医療の現場にて、感じた事をお話しさせて頂きます。
東京の某大学附属病院にて、78歳女性Mさんの股関節の手術のお話しになります。
出産時に逆子で産まれ、生まれつき股関節に支障を抱えて人生を歩んできたとの事。
年齢を積み重ねるにあたり、骨盤の寛骨臼の変形と大腿骨の骨頭の変形により、股関節が可動不備に。
手術は、変形した大腿骨骨頭を頸部から切断し、大腿骨骨体に対し縦に穴を開け、人工の大腿骨骨頭を埋め込み、骨盤側と大腿骨との骨間に人工関節を作るというもの。
手術にあたり、年齢的な問題も含め、事前準備として様々な検査の結果、手術を受ける事が可能と判断。
いざ手術。
手術は無事成功。
手術当日、術後の経過含め、お医者さんからの説明が家族にありました。
そのお話しを伺ったのですが、、、
プラモデルを組み立てる様な、部品と部品の接続のお話し。
術後のリハビリの説明も、患部である股関節に限られたお話し。
そのお話しを聞かせて頂き、真っ先に思った事、、、
それは、医療の現場とレッシュ理論(整体&レッシュトレーニング)が、組み合わさってくれたらなぁ!と痛感しました。
全身骨格の動き、形態、歪みを立体的に診れる医療チームがいてくれたらなぁ!と。
お医者さんになる為の6年間の医学大学のカリキュラムに、人体の歪みの見方や施術はあるのでしょうか?
全身骨格から診た局部へのアプローチ、
局部から診た全身骨格へのアプローチ、
様々な想像、仮説、そして現状が組み込まれた手術があるべきだし、医療チームがあるべきだと!
今の現状としては、
全国に広がるレッシュトレーナーの領域ではないでしょうか?
手術前、手術後のサポートとして、
医学(病院)とレッシュ理論&骨理学が融合出来れば、患者様を第一に考える統合医療として、より素晴らしい環境が出来るのになぁ!と実感しました。
今年も、患者様、お付き合い頂いた方々、有難う御座いました。
来年も、御指導御鞭撻、宜しくお願いします。
良いお年をお迎えください。 |