「身体と道具、どっちが先?」
皆さま、こんにちは。
今週のコラムを担当させて頂きます中條雅章です。
宜しくお願いします。
廣戸道場にお見えになる方々にお話しを聞かせて頂くと、何かしらの運動、スポーツに携わっている方が多い様です。
それぞれの競技には、必ずと言って良いほど道具が存在します。
プレーヤー自身、
道具に関心、興味があったり、
道具に拘わったり、
道具に頼ってしまったり、
様々ですよね?
廣戸道場におきましては、先ずは自分の身体を道具として考えます。
今現在持っている自分の身体を、それぞれの現場において、全身の骨格をフルに活用出来る様、整えていきます。
もちろん動力としての筋肉も大切ですが、先ずは骨格を整えるのです。
プレーヤー自身、頭で考えた行動を、身体でコントロール、表現して行く為に、全身の骨組みが満遍なく動かせる事!
206個の骨が、共同作業する事が大切なのです!
世の中的には、筋肉思考が強いと思います。
廣戸道場では、先ず骨、骨格なんです!
仮に、故障した車を、いくら走らせた所で、故障車に変わりはありません。
痛みがあったり、動きづらい骨格に、強い筋肉をつけたとしても、、、
故障車であれば、馬力のあるエンジンを搭載したとしても、故障車は故障車なのです。
骨格、フレームを整備した上で、自分が望むパフォーマンスに合わせた筋肉、筋力をつけていくべきと考えます。
身体も道具として捉え、
先ずは、自分自身の身体、骨格に目を向けられてみては如何でしょうか?
そして、その先に、自分に合った道具を使う事で、パフォーマンスが上がるのではないかなぁ?と考えます。
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