「気づく訓練」
以前テレビ番組で金メダリストの柔道の方とレスリングの方が出演されていて、その番組の中で対峙した相手の弱点を見付けるというような企画がありました。
二人の金メダリストは組む前からどこに弱点があるかを察知しているそうです。
歩いてきた仕草や日常の何気ない仕草をよく見る訓練をしてその勘を養っているとのことでした。
競技は違いますが、何十勝もしているプロゴルファーの方も同じようなことをおっしゃって、一緒に食事をさせてもらっているときに、テーブルの傾きを見てどっちにボールが転がるかを考えていると教えていただきました。
一流の人は常に勘が働くような訓練をされていて、道具を持ってから身体の動かし方を考えるのは二流のようなこともおっしゃっていました。
方法論ややり方を真似るのではなく、上手い人の考え方も大事なように思います。
身体に携わる仕事をしているとそう言った話が沢山聴けるので楽しいです。
それをどう日常に生かすか考えていきたいと思います
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