「本当は『フットボール』と言いたい」
サッカーのヨーロッパチャンピオンズリーグの準決勝セカンドレグが今週行われます。
現在レアル・マドリー、マンチェスター・シティ、ACミラン、インテル・ミラノが残っており、
私の推し選手であるベルギー代表のケヴィン・デ・ブライネ選手の所属するマンチェスター・シティに勝って欲しいです。
デ・ブライネは2018年のワールドカップの決勝トーナメント一回戦で日本を破った「ロストフの14秒」のお膳立てをした選手です。
カウンターの起点となりドリブルから正確な右足のアウトサイドキックでのパスを出しました。
これに限らず利き足がわからないくらい両足から正確なキックを繰り出す選手ですので機会があればぜひ動画をご覧下さい。
そして、サッカーJリーグが1993年5月15日に開幕して今年でちょうど30年になりました。
10チームから始まり今ではJ1、J2、J3合わせて60チームまで増えました。
今では90分終了で結果が引き分けがありますが、当時は延長戦がありそれでも勝敗がつかない場合はPK戦を行い完全決着(=引き分けなし)でした。
その延長戦もどちらかのチームがゴールした時点で試合終了というとてもスリリングな「Vゴール制」というものがありました(「世界一悲しいゴール」もご検索ください)。
また現在の年間1シーズン制ではなく前・後期の2リーグ制(昔のプロ野球パ・リーグと同じ)でそれぞれの優勝チームがプレイオフのチャンピオンシップでその年の日本一を決めるレギュレーションでした。
Jリーグ誕生を機に、この30年で日本のサッカーを取り巻く環境は大きく変わりました。Jリーグ開幕の年の秋には「ドーハの悲劇」で悲願だった初のワールドカップの出場権を目前で逃しました。
それが今では出場は当たり前な感じになり、ドイツやスペインといった強豪国にも勝つまでのチームになりました。
「サッカーの街」である浦和で生まれ育った私としては「浦和レッドダイヤモンズ」の誕生は、知名度では大宮の後塵を拝していた浦和にプロサッカーチームが出来てとても嬉しく思っていたのですが、蓋を開けてみれば開幕から3期連続最下位というスタートで「Jリーグのお荷物」とまで言われたのもつい最近のことのようです。
そんなレッズも歴史を重ね日本随一のビッグクラブとなり、先日のアジアチャンピオンズリーグ(ACL)で3度目のアジアチャンピオンになり各大陸王者が集うクラブワールドカップ(CWC)の出場権を獲得しました。
もしかしたら、冒頭のマンチェスター・シティがヨーロッパ代表になれば浦和レッズがCWCという真剣勝負の舞台で対戦するという夢のようなことが起こるかも、いや起こって欲しい!
以上、廣戸道場野球担当の小杉でした。
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