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こちらのコラムでは週替わりで先生方が順番にお話しをしてまいります。 |
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第652回 一口コラム
今回の担当は
施術部部長 小杉英紀です。
令和5年1月11日 |
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「髭」
皆様あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2022年を表す漢字一文字は「戦」とのことでしたが、私の中では「髭」でした。
理由のひとつは、サッカーW杯でアルゼンチンを36年振りに優勝に導いたリオネル・メッシ選手です。
これまでメッシ選手については散々語られているので詳細は省きますが、英雄マラドーナと常に比較されてきたなかで、唯一とれていなかったタイトルを手にするためにしてきたこと、今大会でみせたパフォーマンスやあまり得意でないはずのチームを鼓舞する言動などがとても印象的でした。決勝トーナメント準決勝の対クロアチアでのアルゼンチンの3点目のアシストに繋がるドリブルからパスまでの動きが「これぞメッシ!」で個人的には今大会のベストパフォーマンスだったと思います。
そんな彼が、童顔で優男のイメージが数年前からたくわえた厳つい髭もW杯獲得への意気込みの表すだったのかなと思えてしまいました。
もう一つの理由は、年末に観た「RRR」というインド映画があまりにも強烈だったことです。
こちらもかなり話題になっているのでご存知の方も多いと思いますが、イギリス統治下時代を舞台にした物語です。イギリス人の圧政と横暴に立ち向かう二人の髭の男(ビームとラーマ。反英の活動をした実在の人物がモデルになっているようです。モデルの二人が実際生きたのは少し時代の隔たりがあったらしく映画のように共闘したことは無かったとのこと。)の友情と活躍ぶりがとにかく痛快でした。荒唐無稽といえばそれまでですが、プロレスと少年ジャンプを足して2をかけた感じです。3時間という長尺映画ですがあっという間に見終えた印象です。インド映画には欠かせないダンスシーンで流れていた「ナートゥ・ナートゥ」という曲が耳について離れません。とてもノリのよい曲なので個人的には今年の夏の高校野球の応援で使う学校があるのではないかと密かに思っております。
この「髭3人」がサッカーやダンスでみせたパフォーマンスはやはり強固でしなやかな「軸」が顕在化していました。「軸」は想像以上に人を惹き付ける何かがあるのだと思います。
もしご興味あればご覧になってみてください。
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