「目的意識」
今回は目的意識について考えてみようと思います。
どんな行動でも、目的があって行動します。
その目的が、行為をこなすことが目的になるのと、目的を遂げる為に行動するのだと少なからず得るものに差が出るかと思います。
トレーニングを例にとると、こなすことが目的になると回数や重量など数字にこだわりやすく、実際のプレーや自分の身体にどう影響するのかが抜けてしまいます。 目的意識があって何の為にトレーニングするのかでは変わってきます。
立つにしても、ただ突っ立っているのか、目的があって立っているのかは同じ立つでも意味合いが違いますね。
ゴルフや野球でも意識して身体の部位を動かしているときはそもそも「どこに打つ」「どこに投げる」という目的意識が抜けている状態です。 どこに打つどこに投げるの目的があるから、その為にどう準備するか何を必要とするのかがあり、身体の使い方を考えたり道具のことを真剣に考える。 だから目的意識をある選手は想像力があり、いろいろなところから刺激を感じ取れる吸収力に長けているのかなと思っています。
毎日の業務の中で、油断すると形式的にこなすことが癖になるので普段から気を付けたいと思います。
|