「反応する身体」
こんにちは。今週コラムを担当します山本です。
今回のテーマは「反応する身体」です。
昨今動作解析などの技術が進み、ゴルフクラブとボールがどう当たったら飛んでいく、野球でボールとバットがどの角度で当たればホームランになるなど研究が盛んですね。
ですが、そこにはボールに当たる前にどういうことが起きていて身体がどう反応したのかをチェックすることが抜けているように思います。
野球・サッカーなど対人競技やゴルフなどの自然の条件の中で行う競技など様々ですが、どれも自分の身体が相手もしくは自然を相手に競技することになります。
なので必ず相手と自分が存在し身体がどう反応するかということは無視できません。
例えば、野球で打者が相手投手に変化球を投げられた後の反応はどうなっているのか。形を崩されていることに気づかず次の球を打ち損じたらそれはフォームのミスではなく、崩された状態で打ったことによるミスになりますね。
ゴルフであれば、雲の高さによって頭蓋平面が崩されていてミスをしたらそれはスイングが悪いのではなく打つ前からミスする構えだったということになりますね。
練習でどんなにフォームチェックしていても自分自身の反応がどうなっているのかを感じとれないと本当の原因が見えない時があります。
その為に、普段から自分の身体がどう反応しどう動くのかを理解すること。そしてミスの原因がどこにあるのかが分かれば練習で何をすればよいか見えてくると思います。
出来ない理由が意外なところにあるかもしれないですね。
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