「3年目の骨格姿勢教室」
今週のコラムを担当させて頂きます中條雅章です。
最後まで、宜しくお願いします。
今年で3年目を迎えた、神奈川県川崎市某小学校の骨格姿勢教室。
お話しを頂いたきっかけは、
小学1年生の生徒が、校内で転び、
手が前に出ず、顔から落ち、歯が折れる。
という経緯から、
生徒の姿勢を見直しましょう!
というのが始まりでした。
コロナ禍もあり、小学校側も「骨格姿勢教室」の開催に試行錯誤。
そんな中、私に与えられた時間は、各学年各クラス、授業中の20分間!
正しい立位姿勢
正しい座位姿勢
JIKU体操
雑巾がけ等
オープニングしている間に、エンディングをむかえてしまう、あっという間の展開!
1年生から6年生まで、骨格姿勢教室のゴール「正しい立位姿勢、正しい座位姿勢」は同じであっても、年齢学年により理解度が異なる為、言葉を変えたり、表現方法を変えたりし、生徒たちにひとつでも何かを感じて頂いたり、印象に残こればと進めてきました。
私自身の思いは、単発のイベント、流行り廃りのものに終わらせるのではなく、教育プログラムとして、学校生活に留まらず、帰宅後も含めた日常生活における習慣化になる事を目指します。
生徒の生活時間において、長い時間携わるのは、親であったり、学校の先生ですから、大人の方々への理解も含めた関わりになります。
正しい姿勢、安定した姿勢により、
柔軟性を持ち合わせた身体
怪我防止
協応性
リズム
パワー
スピード
集中力
知力
を得る事が出来ます。
実際この3年間、校内での怪我は少なくなり、保健室に駆け込む生徒は減少しております。
一生徒であり、その家族であり、学校全体であり、地域社会が姿勢に興味を持ち、健康と、事故の無い安全性の高い人間と町を作っていきたいと思います。
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