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一口コラム
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こちらのコラムでは週替わりで先生方が順番にお話しをしてまいります。
 
施術部西澤正樹

第599回 一口コラム

今回の担当は
施術部 西澤正樹 です。

令和3年12月8日

 

「自然な反応を引き出すためには」

先日マスター級昇級Cのセミナー講師を務めさせていただく機会がありました。
今回はその時感じた事を書かせていただきたいと思います。

セミナー内容は、仰向け状態の対象者の
土踏まずを押したり、腕を引いたりして、タイプ診断をするというものです。
直接被験者に触れてチェックを行なうため、その触れ方や刺激の入れ方で、その後起きる反応が変わってしまいます。
普段、人の身体に触れて操作をする機会が無い方が多いので、大体最初は皆様苦心されます。

被験者役をしていて感じた事は、最初は余程気をつけないと、手だけで操作をしてしまうものだという事です。
手の役割としては、反応を感じるセンサー、体幹からの動きを正確な角度で伝える事、
であるべきだと思います。
手そのものが動いてしまうと、それらは保てなくなります。

後は体重移動で動かそうとしてしまう事。
被験者に寄りかかったり、押しつけてしまったり。
これは頭の位置が微妙に動いてしまっているんですね。

正しい反応を引き出す為には、
まず自身が正しく立って、3/5の垂直軸を揃えて座ります。
自分の体幹を使える準備、それから反応を感じる事が出来る準備をします。
そして手が単独で動かないように制限をする必要があります。
ですからシュラッグをして体幹の基点とサブポイントの基点をセットにする必要があるのです。
そして動きを区切らずにその流れのまま、被験者の身体に軸で触れます。
被験者と一体化した状態を作り、脚で踏んで刺激を入れます。
この時に頭の平面を水平にして、狙った高さに目線を合わせる事も忘れてはなりません。
頭をピンニングしてブレない事も大切です。

元々が一番自然な反応を引き出す為のものなので、こちら側も相応の準備が必要になります。
このタイプチェックの身体の使い方には、全ての動作に通じるヒントが隠れていると思います。

ところで廣戸先生の骨理学ゼミナールはご覧になられましたか?
次回5時限目は、「他動式身体操作法」です。4時限目で学んでいただいた「自動式身体操作法」を用いて他人の身体を操作するという内容になります。
まさにタイプチェックに通じますね!
是非ご覧になってください。
私も少しではありますが出演しております。
いよいよ冬本番になってきました。
皆様お身体をご自愛くださいませ。



 
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