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こちらのコラムでは週替わりで先生方が順番にお話しをしてまいります。 |
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第594回 一口コラム
今回の担当は
施術部 西澤正樹 です。
令和3年11月3日 |
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「正しく積み上げる」
いつもコラムを読んでいただきありがとうございます!
皆様に1つお知らせがあります。
この度廣戸道場に新人が1人弟子入りしました。
関口裕太さん25歳B1タイプです。
皆様どうぞよろしくお願い致します。
今回コラムに書かせていただく内容は、入門したての彼の真っ直ぐな瞳を見ていて感じた、正しく修行を積み上げていく事の大切さについてです。
幼少期に河原の石をどこまで高く積み上げられるか、という遊びをした事があります。
石は様々な形をしているので、高く積み上げるためには土台には最も平で安定している石を選びます。
そして不揃いな形の石を出来るだけ安定した状態で重なるように積み上げていきます。
その過程では、接地面同士が水平に向き合うように、その場にある1番条件に見合う石を選んでいます。
注意深く積み上げていっても、何処かでこれ以上は無理だな、崩れるな、という状況になります。
そしたら隣にもっと高い塔を建てようと、先程の工程に一考を加えて、土台からより精度高く積み上げていく、というように幾つか塔を作って遊んでいました。
これを人生と照らし合わせて考えると、その時々で良いと思われる答えを自分で導き出して、それを積み上げてきた状況が現在の自分です。
このままの方向で高く積み上げて行けるのか、このまま行けばどこかで崩れてしまう危うさがあるのか。
人生は一度きりで、生まれ変わる事は出来ません。
もし修正が必要だと感じたのなら、基本に戻り、経験を踏まえてより精度が高いと思われる積み上げ方に直すしかないのです。
またレッシュ理論の「協応」も同じだと思います。
身体は設定に従って反応してしまうものです。
表面に現れている現象に対処しようとするのではなく、どういう設定をしたから身体に現在の反応が出ているのかを判断する事が改善への近道です。
自分自身の修行の在り方と共に、新しい仲間の導き方を、今一度考えさせられる今日この頃です。
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廣戸聡一の『レッシュ理論』については
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