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一口コラム
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こちらのコラムでは週替わりで先生方が順番にお話しをしてまいります。
 
施術部部長 小杉英紀

第572回 一口コラム

今回の担当は
施術部部長 小杉英紀です。

令和3年5月26日

 

「民藝」

料理研究家に土井善晴さんという方がいらっしゃいます。
私が子供のころはお父様の土井勝さんが現役でご活躍でしたので、感覚としてはいまだに「土井勝さんの息子さん」という感じもあります。

この善晴さんは若い頃はフランスやスイスでフランス料理を学び、帰国後は料亭でも修業されたのですが、ご存命だったお父様の指示で家庭料理の料理学校を継ぐように言われ、現在は「ご馳走」ではない「家庭料理」を中心にテレビや著書などで紹介されています。

当初は家庭料理をメインにすることに嫌悪があったそうですが、河井寛次郎という人の「民藝」という言葉、概念に触れて考え方が大きく変わったそうです。

詳細は省略しますが、「民藝」を私なりに解釈すると、
「日常と向き合うこと。そこから自ずと生じる美しさを大切にすること」
といえます。

実際に善晴さんは、特別な日にはご馳走を作ればいいけど日常の食事は一汁一菜で充分、とおっしゃいます。プロの料理人がが教える特別な料理や献立を日常の食事でも実践しなければならないと思い過ぎて疲れてしまっては勿体ない、日々の食事はもっと気楽に料理や食材と向き合うべき、とのことです。

私も身体に関しても同じことを常々感じていて、身体や健康のため紹介されるや運動がプロやアスリート向けのものが多く、難しかったり厳し過ぎて結果長続きしない。それより基本的な動作が行えること、負担を感じない使い方を念頭に置くことが大事ではないか、と。
それは「所作」に気を使うだけで身体に大きな変化が現れます。
また、そこから改めてトレーニングを行うにしても、同じ身体を使うという意味でもその動作は常に日常の延長にあるという原則を守ることがトレーニング自体も効果的になり怪我や故障の予防にも繋がります。

ストレスフルな生活が強いられるなかなので、少しでも余計に入ってしまっている肩の力を抜いて日々の生活を送りたいものです。


 
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