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一口コラム
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こちらのコラムでは週替わりで先生方が順番にお話しをしてまいります。
 
施術部 山本裕司

第570回 一口コラム

今回の担当は
施術部 山本裕司です。

令和3年5月12日

 

「道具の進化」

先日、野球のスパイクを買おうと思い野球用品店に行きました。そこには以前と比べて色々な性能のついた道具が多くありました。
しかし、性能をよくしようと手を加えすぎた道具が増えたようにも感じました。

そこでふと思い出したのが道場に入門する数年前、まだ4スタンスを知らなかったころの話です。

私はあるご縁で、某メーカーのゴルフシューズ開発に一時期携わっていました。目的は、その時急成長していた所属プロの飛距離を1yardでも伸ばしたいということから始まりました。
ちなみに、そのプロはA1タイプ。
私の他に2人いましたが、今思えばA2とB1の方でした。この時点で開発は失敗に向いてます。笑

今ではよく目にするようになったフォースプレート(床反力計)やモーションキャプチャーを使い作成が始まりました。
フォースプレートの上に立ち実際にゴルフボールを打ってみるのですが、3人ともインパクトのタイミングが明らかに違います。何回打っても結果は一緒でした。今は4スタンスにより当たり前に分かりますが、当時は何でだろうと思っていました。
データを元にシューズを作ってみたのですが3人ともどうも合わない。
4スタンスを知っていれば当たり前なのですが、色々なタイプの意見が混ざり結果誰にも合わないシューズが出来上がりました。

その後も試行錯誤がありましたが結果が出ず。
私以外の2人は途中で抜け、最後は1人になりましたが色々な経緯があり私の兄に丸投げ。兄の意見を担当の方に送るようになりました。そこからはトントン拍子で開発が進み所属プロも使われるようになったそうです。後で分かったのですが、兄はA1タイプで偶然にも所属プロと同じタイプでした。

この開発はものすごくゆる~いものだったので最後はどうにかなりましたが、研究を重ねれば重ねるほどデータに振り回されてしまい失敗する例を経験しました。(とはいえ開発費用に4000万円ほどかかっていたそうです)

ちなみに野球のスパイクは結局合うのがなかったので買わず、5年前上野で2,000円で買ったスパイクを今でも履いています笑
個人的には色々な性能よりも素朴に作られている方が履きやすいように思います。


 
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