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一口コラム
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こちらのコラムでは週替わりで先生方が順番にお話しをしてまいります。
 
施術部部長 小杉英紀

第567回 一口コラム

今回の担当は
施術部部長 小杉英紀です。

令和3年4月14日

 

「グラ活」

部活や就活、婚活などいろいろなものへの取り組みを何かと「○○活」という括りで表記・表現されることが増えました。
(数年前、翌年に小学校一年生になるお子様と保護者の方々がランドセルを選ぶことを「ラン活」というのを知ったときは少々驚きましたが…。)

ということで、新たなチームやカテゴリーで活動を開始する(例えば軟式から硬式に変更する)野球部員には使用するグラブを選ぶ「グラ活」が存在します(実際そう呼ばれているかは定かではありませんが、これまでどなたも使っていなければ直ちに商標登録の準備に入りたいと思います)。

選択する際には、先ず既製品がオーダー品か?どのメーカーのどのモデルにするか?などが挙げられます。

店頭に飾られている既製品は実際に手に嵌めてその感覚を確かめられるメリットがありますが好みの細微な部分(色や重さ、皮の質など)まで考えると多少の妥協が必要です。

それに対してオーダー品は自分の好み通りのオリジナルのものが手に入りたいますが既製品より値が張ります。また4スタンス的な観点からすると、雛形になるモデル(大概はそのメーカーとアドバイザリー契約をしているトッププロ選手使用しているもの。例えば「大谷翔平選手モデル」とか「坂本勇人選手モデル」など)が自分タイプと違っていると、一見ほんのりとはしていて結構な悲劇(故障や不調の原因)が生じます。

また「野球部あるある」として、それまでのポジションを継続する(中学までショートだった人が高校でもショートをする)つもりで本入部前までに早々と購入した選手ほどコンバート(ポジション変更のこと)されてしまいます。それでもショートがセカンドやサードへのコンバートは形が似ていたりグラブに求められる役割がそう遠くないのでまだ良いのですが、内野?外野ですと根本的な構造が違いますし、またファーストやキャッチーもそれぞれ専用のミットがある上にこれらのミットでは他のポジションはルール上使用不可ですので買い替えの憂き目にあいますので、焦らず少し様子を見てからの方が安全かと思います。

なお、道場に来られている方やレッシュ理論や4スタンスに関心をお持ちの方が「グラ活」される場合に

「4スタンス 野球 グラブ(グローブ)」

などのワードでネット検索されることもあると思いますが、残念ながら今のところ廣戸道場やレッシュプロジェクト公認のグラブは製造や販売はしておりません。
また、私が検索してヒットした

「4スタンス理論に基づいたグラブ」

なるものも幾つか目にしましたが、当然どれも非公認な上、独断と偏見の見解のもので作られているようでありタイプ毎の説明も「?」なものであったことを書き添えておきますので、「グラ活」の際のご参考にしていただければ幸いです。
(そもそも公認トレーナーの方はレッシュプロジェクトのロゴが表記されている筈ですのでお見逃しのないようにご注意ください)


 
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