「ハルトイエバ」
春が近づいてきました。前回私のコラムで少し触れた選抜高校野球は開幕まで10日を切りました。 「春はセンバツから」というように季語的な使われ方もしています。 自宅の周りでは蝋梅や紅白の梅も咲き、桜の開花予想のニュースもちらほら聞こえてきました。
以前、友人との会話の中で「春と聞いて思い出す曲は?」と言う話題になりました。私は「桜の時」一人は「卒業写真」でした。 もう一人は「卒業」とだけ答えました。「尾崎?斉藤?菊池?」と尋ねましたが何故か黙秘権を行使されて正解は謎のままです。 きっと夜の校舎の窓ガラスを壊して回った過去や、制服の胸のボタンを下級生たちにねだられなかった辛い思い出に触れられたくなかったのだと思います。 そうなると菊池桃子さんの卒業なのかも知れません。
三寒四温なこの時期は目と鼻の試練の日々でもあります。 ただ心做しか年々症状が緩和されて楽になっている気もします。ひとえに小池百合子都知事がその選挙で都民の皆様に掲げた「花粉症ゼロ」の恩恵のおこぼれを埼玉県民の私も享受出来ているのからなのでしょうか?
気候と同様に人の身体もまた移ろいます。 身体への負担は勿論のこと、コロナ禍や年度末の慌ただしさも相まって精神的な疲労の蓄積も否めません。 不安定な因子が増えると健康の維持も大変になりますが、感覚的なものでなくある程度客観的な対比をする習慣がつけられると良いですね。 例えばリポーズで身体の柔軟性や可動域を観察した上でその改善を図るのもその一つですね。
同じルーティンを繰り返すことで少なからず生じる違いを観たり感じたりまたその理由を考えたりすることで一見すると良いことも長期的には改善が必要なこともありますし、逆もまた然りです。
|