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一口コラム
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こちらのコラムでは週替わりで先生方が順番にお話しをしてまいります。
 
施術部中條雅章

第533回 一口コラム

今回の担当は
施術部 中條雅章 です。

令和2年8月12日

 

「ザ・ロイヤルゴルフクラブ通信」

皆さま、今週のコラムを担当させて頂きます中條雅章です。
宜しくお願いします。
私自身、週の半分以上を、茨城県鉾田市にあるゴルフ場、ザ・ロイヤルゴルフクラブに勤めております。
今回のコラムでは、プロゴルファーを目指す研修生に対して、身体の使い方の指導での出来事をお話しさせて頂きます。

ゴルフ研修生Kさん

ある日、私に2つの質問を投げかけてきました。

●日常生活において、右肩が下がっている。

●ダフりが出てしまう。(ゴルフ用語。ゴルフスウィング動作の中で、ゴルフクラブのヘッドとゴルフボールの衝突の前に、ゴルフボールの手前の地面をクラブヘッドがたたいてしまう事。)
ゆえに、ゴルフボールの打ちたい方向へのコントロール力が出来ないとの事。

●右肩が下がる
整体ヘッドに腰掛けて頂き、骨格の状態を確認。
左に重心が乗り込むみやすい全身骨格。
左肩の挙上、ゆえに右肩の下降と右上腕骨の内旋が見られる。
安定した姿勢、トップオンドームの姿勢がとれない状態。

●ダフる
首幅、股関節幅での、右サイドへの軸シフトが出来ない為、左脚で地面を捉えている踏み圧が抜けてしまう。
両脚で、立位している感覚が失われる。
テイクバックした時に、大きく振り上げてしまい、ダウンスウィングからのクラブヘッドの最下点がボールの手前になり、地面をたたいてしまう。

●リポーズトレーニングによる改善
リポーズトレーニングにより、、、
自分自身の骨格座標(正中線、水平、垂直)の認識の確認。
立位での軸シフト。
長座、お尻歩きでの軸シフト。
お尻歩き時における、4スタンス理論のタイプによる基点と動点の確認。
ボールを胸に抱え、軸シフトと体幹の動き方の確認。

●癖
日常生活における習慣、癖は、どなたでもあるもの。
その習慣、癖が強く、骨格上、関節の可動制限が起こると、腕が上がらない、しゃがめない、などの運動制限が出てくる。
その習慣、癖って、自分自身で行っているもの。
ゆえに、その習慣、癖を直すのも、正すのも、自分自身!自分次第!

●「形(かたち)」と「型(かた)」
生まれつき持ち合わせた4スタンス理論タイプ別、身体動作における「型(かた)」。
リポーズトレーニング=「型(かた)」の稽古。
安定した姿勢で、骨格の動作を頭脳にお覚めていく訓練。

●改善
骨格という、構造上の改善。
運動動作という、機能の改善。

●本人曰く
今まで、、、
練習頻度を増やしたり、
打つ練習の球数を増やしたり、
練習場やゴルフコースという環境を変えたり、
色々してきたとの事。
ただの運動動作ではなく、細心の注意をはらいながらリポーズトレーニングに取り組む。
先ずは、自分の身体を正さないと!という事に気付く。

●自分の身体をマイセルフ!
自分の身体の扱い方を知ることにより、
ゴルフで遠征先に行っても、試合が連日あっても、マイセルフ!
自分で、自分の身体を診る事が出来る力が備わる。

●プロテスト
男性は、今年9月に開催。
女性は、来年3月以降に開催。
最優先の目標として、プロテスト合格!
研修生と私、お互いに全力で走りたいと思います。
皆さま、応援宜しくお願いします。


 
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