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一口コラム
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こちらのコラムでは週替わりで先生方が順番にお話しをしてまいります。
 
施術部部長 小杉英紀

第532回 一口コラム

今回の担当は
施術部部長 小杉英紀です。

令和2年8月5日

 

「時事ニュース」

MLBエンゼルスの大谷翔平選手が右肘に痛みを訴え、診断の結果により投球練習再開まで4~6週間かかり今季中の投手としての復帰が厳しいとの見通し、とのことです。
一昨年の右肘の内側側副靱帯再建の手術を受け投手として復帰した直後だけに残念ではありますが、今回は靭帯ではなく筋肉の損傷とのことでしっかり治してまた「二刀流」を再開して欲しいと思います。

日本より新型コロナウイルスの影響と感染拡大防止対策が厳しく、練習や試合数を減少せざるを得ないなかでの調整がそもそも難しいなか、故障明けの大谷選手は大変苦労されたのだろうと思います。

ただ、受傷した組織が異なるとはいえ、余計な負担がかからないようにとの理由で春先のキャンプからシーズン中でも投球数を厳しく管理・制限されていて、決して「無理をさせない」メジャーリーグではありますが、今回のようなことが起きてしまいました。

そうすると、やはり「何故?」との感想がどうしても湧き上がってしまいます。
再発防止を目的とした患部周辺の筋肉の強化や投球動作の分析で負担のないフォームつくりというアプローチも綿密にされていたのは想像にかたくありません。
そこで設定された基準を順調にクリアしていっていたから投手として復帰したのでしょう。

がしかし、また「投げられない状態」になってしまいました。このことをどう考えるべきでしょうか?
少し考えると、科学的という名の下、試合での投球数の上限が100球前後に定められていますが、身体の強度や柔軟性、フォームの完成度など個人差が沢山顕在する人の身体が、何故にきりのいい「100」という数字で故障するしないのリミットを設定しているというのでしょうか?

また、筋肉の有る無しだけでパフォーマンス、引いては健康の管理が可能なのでしょうか?
もちろん、他にも多角的に人の身体や機能へのアプローチは成されているとは思います。
想像以上に細かい部分まで見るようになり詳細なデータを集めてその先の方針が決定されているのでしょう。
しかし、微に入り細を穿ち過ぎたが故に見落としてしまっている根本的なことがあるのではないでしょうか?

「木を見て森を見ず」という言葉があります。そろそろアメリカや外国のものを無批判に受け入れることを再考して「そもそも人の身体とは?」という観点を持つ重要性を再認識しなければならないのではないかと思います。


 
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