「変化」
コロナ禍で感染拡大防止のため生活が制限されるようになり早3ヶ月強。 在宅勤務やリモートワークなどお仕事をされている方もまだ沢山いらっしゃると思います。
廣戸道場も休業期間があけて1ヶ月がたち、施術にこられる方のお身体にもそれまでとは少し異なった変化が出ておられるようです。
具体的には体幹の上部、首から肩甲骨周辺にかけての緊張がより強くなっている方が多いように感じます。
原因としては、
・普段と違う生活パターンによる神経的・精神的な疲労が出やすい箇所であること
・同じデスクワークでも会社と自宅では環境が異なること。
が考えられます。
「非日常に適応」しようとするときに心身ともにプラスアルファの負担を負っていきます。
通勤や通学時に行っていた「歩行」が減ったり電車やバスの走行時の揺れへの対応の必要が無くなったり、自宅と会社の机や椅子の違いなど、一見普段は微細と思える身体への刺激でも、それ自体または日常からの変化は積み重なると負担も大きくなります。
人が直接認知出来ない人体への刺激や変化は意外に多いです。実際に検査してみないと分からない病気は沢山あります。新型を含めたコロナウィルスもまさにそれにあたります。
過剰な反応は必要ないと思いますが、自覚症状や認識の有無だけを頼りにするのもまた新たなリスクを高めてしまいます。
その時点での体調、行動(運動や作業の質と量)、気候や場所を含めた環境がどのようになっているかを客観的に俯瞰して観察出来るといいかと思います。
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