「改めて」
このコロナ禍中皆さんいかがお過ごしでしょうか?
あらゆる面で非日常的な生活を余儀なくされるなか、感染拡大防止への注意に加えて気温も高くなる時期ですので熱中症対策も必要になります。
ますます心身への負担が増える時期ではありますが、どうぞご自愛ください。
さて、私も家で過ごす時間が長くなりその間テレビ等を観ることが増えました。
先日観たもので「一流シェフが家庭で出来るプロの味」というものがありました。
使用する材料や道具は一般家庭にあるものをですが出来上がってみるとお店で見るような仕上がりになる、という内容でした。
複数のジャンルの違うシェフの方々が出演されていていましたが、どの方の映像を観ていても共通しているなと感じたことが2つありました。
一つは意外と大雑把なところがあること。
「材料はこれを使うけれど無ければ似たものであれば何でもいい」
「中に入れる具材はお好きなもので」
といった感じでした。
もう一つは、守るところは絶対に守ること。
「少し面倒かと思いますがここで手間をかけると必ず美味しくなります」
「素人の方はここで弄りたくなって弄ってしまいますがここではひたすらじっと見守る」
というプロの技というか一手間が必ずありました。
ものごとを本質を見極めている方々の仕事を見ているとと、各工程を比較した場合、それぞれの重要性に少なからず差が出てくるようです。
絶対に守るべきことさえ外さずにいれば、それ以外のことは案外自由で適当でも結果的に上質なものが出来上がるし、そのためには材料や道具の性質を熟知して上手く利用することの大切さを感じました。
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