「生と死の世界!シリラートへ」
小舟に乗り、チャオプラヤー川を渡る。
路地裏を歩き、その敷地に入った途端、全身に鳥肌が!
これは何を意味するのだろうか?
太陽の光が熱く降り注ぎ、過ごしやすい環境下なのに、、、
そこは、タイ・バンコクのシリラート病院。
先日、季節外れの夏休みを頂き、タイ・バンコクに行ってきました。
今回の旅で、真っ先に行きたい場所が、シリラート病院内にある、解剖学博物館と医学博物館でした。
日本においては、医科大学があり、医大生の教材として、附属病院や大学内に、解剖学に関わる施設があるものです。
もちろん、一般の方は立入禁止エリア!
国が違うと不思議なもので、立入禁止エリアが観光ガイドブックに載り、旅の目的地になってしまう!
私自身整体師として、日々、生の人間、人体に触れさせて頂き、患者様の歪み、痛み、コンディションを診させて頂く。
生と触れ合い、生を感じて頂く廣戸道場。
シリラート解剖博物館、日本と違い、建物内のセキュリティはゆるく、建物内のエアコンがかかっている訳でもなく、窓全開、埃の被った扇風機が音をたてながら回っているだけ。
そんな環境の中、溢れんばかりの人体標本が、日本からの観光客を待ち受けてました。
相変わらずの鳥肌に、不思議と汗が滲み出てくる!?
タイ国王?タイの医学界に貢献された方々の人体標本が、顔写真と共に、無造作にそこにある。
死の世界。
なんとも不思議な感じ!
死から学ぶもの、感じるもの、、、
沢山感じたく足を運んびました。
不慮の事故で、怪我をした方。
病原菌と闘い、命を落としてしまった方。
ここにいる方々は、どんな人生を送って、ここシリラートに辿り着いたのだろうか?
親、子、家族は?
何を目指し、生きていたのだろうか?
仕事は?
喜怒哀楽があり、、、
この世とあの世に、それぞれの人生があるような、、、
そんな事を感じた旅、タイ・シリラートでした。 |