|
|
|
|
こちらのコラムでは週替わりで先生方が順番にお話しをしてまいります。 |
|
|
第494回 一口コラム
今回の担当は
施術部 中條雅章 です。
令和元年10月9日 |
|
「表現者として、何かを、、、」
こんにちは。
今週のコラムを担当させて頂きます中條雅章です。
宜しくお願いします。
先日の日曜日、ふたつの芸術鑑賞をしてきました。
ひとつめは、音楽。
フルート、尺八、ピアノのコンサート。
プロの演奏家として、譜面通りに音を出すのは当たり前。
表現者として、その音をどう表現していくのか?
客席にいる自分も含め、聞く側の感情をどう動かせるのか?
同じ譜面であっても、楽器の違い、演奏者によって、音は違ってくるはず。
演奏者の姿勢。
顔の表情。
なんとも言えない、せつない表情の演奏者。
会場全体の空間に対し、その一瞬一瞬の空気を感じながら音をとばし表現している感じ。
楽器演奏というものから、全てを自分に巻き込む!
そして、包み込む!
そのエネルギーを感じました。
ふたつめは、写真。
民間旅客機ボーイング747の写真展。
プロのカメラマンとして、ピントが合っているのは当たり前。
表現者として、一枚のフレームに、飛行機をどう演出していくのか?
写真好きの私。
どうしてもフレームのど真ん中に被写体をおさめてしまいがち。
被写体である飛行機も、生身の動物?一瞬にして表情が変わる!
撮り方によって、機体が重く感じる写真と軽く見える写真がある。
太陽の光とのコントラスト。
青空と白い雲の関わり。
月との相性。
平面上の写真から湧き出る360度の立体感。
写真を見ている自分が、あたかもその場にいる錯覚になってしまう!?
着陸間近の機体、エンジン音を感じる。
コックピットの緊張感、パイロットの感情は?
ストーリー、ドラマを感じる。
写真展という短編小説を読んでいる感じ。
一枚の写真から、4次元の世界を感じました。
ふたつの芸術鑑賞を通して、、、
私自身も、整体師、施術家として、患者様に表現していく。
痛い所を改善して行く。
動きづらい所を改善して行く。
それは当たり前。
その先にあるものは何か?
いち表現者として、いち人間として、表現力を身につけていきたいと思います。
有難う御座いました。
|
|
|
|
|
|
|
|
2020年 | 2019年 | 2018年 | 2017年 | 2016年 | 2015年 | 2014年 | 2013年 |
2012年 | 2011年 | 2010年以前
廣戸聡一の『レッシュ理論』については
『4スタンス理論』については
|