「練習道具」
今週のコラムを担当させて頂きます中條雅章です。
宜しくお願いします。
この春から、少年野球チームに入った息子達。
僕が小学生の頃、少年野球チームに入っていた時は、野球の練習道具というとバット、グローブ、ボールしかなかった様な気がします。
それに比べると、現在は様々な形態の練習道具に出会います。
時代と共に、様々な企業が、スポーツや運動動作を研究し、多種多様な練習道具を開発されてきている様に思います。
ある日、ある道具の取り扱い説明書を拝見しました。
レッシュ理論をベースに、軸や体幹で使い熟す事に照らし合わせていくと、、、
どうやって使ったら良いのだろう?
ん〜、どうも使いづらい!
身体の自然な動きを無視し、手先、足先だけの運動動作が強調された道具のような気がしました。
全身の協応性に欠けるものの様に思いました。
個人差はありますが、負荷をかけ過ぎたりの運動頻度、運動強度が適正でないと、身体を痛めてしまう事もある様に思います。
道具を使えば、何か良い事がある?
道具を使えば、上達が保証されている?
ある道具があるとすると、、、
開発された意図であろうと思われる意味合いの確認。
それに対して、、、
レッシュ理論を通して、身体の本質、軸や体幹に、無理なく適応されるものなのか?
もし、相応しくないものならば、、、
その道具を、如何にレッシュ理論的に扱っていく事、身体にとって安全に使うことが出来るのか?
考察していく余地が必要となると思います。
自分の身体が、一番の道具!として、、、
安定し、脱力が出来、出力が出る!
そこを一番に、練習道具を決め、扱っていけると良いと思います。 |