「向き合う」
このお盆で実家に帰ったのですが、
その場所に立ってみると、当時の記憶がふいに蘇ってきたりしました。
そこで感じた事を今回は記したいと思います。
以前専門学校で習った事ですが、過去の出来事というものは脳のどこかにメモリーされていて、無くなってしまう事は無いそうです。
香り、音楽、風景…。
色々なものがタイムマシンの入り口になったかのように突然スイッチになって、
当時の記憶が鮮明に蘇ってきます。
自分で体験した事だからこそ、肌で感じる実感として。
楽しかった事、悔しかった事、辛かった事。
どれも今となっては愛しい経験です。
「日にち薬」なんて言葉もありますが、一時的に忘れる事が自分を守る為に必要な場合もあるかもしれません。
その当時はよく分からなかった事でも、今に
なってようやくその意味が理解出来て、
当時の自分の未熟さを感じたりもします。
ただ、いずれも中途半端に物事と対峙した出来事は記憶も曖昧です。
しっかりと物事と向き合って、自分の中で結論を出して行動した事。
そこには「覚悟」なんて言葉も浮かんできますが、そうしてその時の全力で立ち向かった事は、脳裏に深く刻まれて自分の糧になるんですね。
「お天道様が見ている」
なんて言葉があります。
それは誰かに見られているというよりは、
自分自身は全て知っている、
ということなのかと思いました。
「脳は忘れない」
「自分がした事は結局自分に返ってくる」
過去の自分も含めた自分自身と向き合いながら、揺るがない自分を構築していきたいと思います。
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