「備忘録」
先日開催されました第20回レッシュサミット。 個人的にはこれまでとは違った空気感を感じました。
というのも、トレーナーの皆さんの、レッシュ理論に対する立ち位置が変わってこられたのかな?という印象でした。
これまでが「各ジャンルにおけるタイプ別の違いの紹介とその対策」で視点でのお話が多かったように思いますが、今回は「レッシュ理論を用いて人体の特性をより深く理解する」という、より本質的なテーマへのアプローチしていこう、という雰囲気を感じました。
情報過多と言われて久しいですが、兎角表向きの方法論が溢れていて、手段が目的化してしまっている感が否めません。
その時点で手に入れられる情報を可能な限り集めて精査し、そのものの本質に迫れるか?そこからスタートしないと個人的な都合のための辻褄合わせに終始する恐れがあるのではないでしょうか?
レッシュプロジェクト発足以来、各ライセンスを取得されたトレーナーも着実に増えていますが、学んだ知識は活用して初めて意味を持ちます。 知っているか否かだけの比較は全く意味がありません。
また、段階的なライセンスの制度をとっている以上、活動における制限等は存在しますが、縦社会的ヒエラルキーとしての性質ではありません。
「学ぶことを止めたら教えることも止めなければならない」
というのはロジェ・ルメール元サッカーフランス代表監督の言葉です。
私自身への戒めとして心に留めておきたい言葉です。
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