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こちらのコラムでは週替わりで先生方が順番にお話しをしてまいります。 |
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第472回 一口コラム
今回の担当は
施術部 山本裕司です。
平成31年4月17日 |
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「昭和、平成の指導法〜そして令和へ〜」
先日、元プロ野球選手だった方にリポーズをお伝えしていたときに、 「現役の時はヘロヘロになるまで打ち込みをし、疲れて力が抜けてきたら本来の動きが出来てコツを掴んだ。
そのコツは身体で覚えたから試合で本当に使える技術になった」とおっしゃっていました。
ちょうどそのあと少年野球をしている小学生が来られてリポーズを指導していたのですが、そのチームでは月一回メディカルチェックが入り、少しでも異変があれば練習は中断して筋肉を調べたり弱い部位があればその部位を鍛えるといった方法をとっていると聞いて、今と昔ではだいぶ違う考え方があるのだなぁと感じました。
壊れない為に昔は力が抜けるまで疲れさせる方法を取り、今は練習量を減らすという方法を取り、根性論・最先端の科学トレーニングと言われる方法の両方を2時間でまとめて聞けたのは面白い体験でした。
どちらがいい悪いではなくどちらも体が壊れないための手段を取っていることには変わりなく選手のことを考えてのことだと思います。
どちらも壊れない為にしているけど、根性論であれば身体の使い方に気づく前に壊れてしまうリスクがあり、練習量を減らすと身体の使い方に気づく前に練習が終わってしまうのでどちらもいいことをしているけどリスクが高くなってしまいます。
レッシュ理論で本来の動きを理解し、それを落とし込むまで練習をすれば、怪我を回避しながら技術が身に付く可能性が高くなります。
今と昔のそれぞれいいところが出来るのはレッシュ理論の素晴らしいことだと思います。
昔ながらの練習法で技術を磨いてきた方々にレッシュ理論が響くのは身体の奥底に掴んだものがあるからなと思ったりもしますが、現代にあった指導をしつつうまくレッシュ理論が伝わるように出来ればと思います。
最終的には正しいことをやりこむので根性論には変わりありませんが笑っ
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廣戸聡一の『レッシュ理論』については
『4スタンス理論』については
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