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こちらのコラムでは週替わりで先生方が順番にお話しをしてまいります。 |
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第463回 一口コラム
今回の担当は
施術部 山本裕司です。
平成31年2月13日 |
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「子供の遊び」
先日東京駅の周りを歩いていたら小学生くらいの子が人混みの中を元気よく走り回っていました。
その子の足元を見るとブロックに色分けされた歩道の同じ色のところだけを繋ぐようにうまいこと飛び跳ねて進んでいました。
しかも色がほんの少ししか変わってないのにそれを瞬時に判断し的確に踏んで。 回りに迷惑かどうかは別として、楽しいと思えることに無我夢中でとにかく全力で遊び回る。 この頃の体力、集中力は驚くものがあります。
以前テレビで短距離走の日本代表の2人がタレントさんに取材を受けていて、その最後に取材をしていた方のこどもの足が遅いけど何をしたほうがいいかと2人に質問されました。
2人とも同じ答えで、「外で遊べばいい」と答えていました。
取材をした方もスタジオからも笑いが起きダメな回答のような雰囲気になりましたが、決して面倒に感じてそのような回答をしたのではなく、しっかりした考えがあり発言したように私は思えました。
大人がこどもを教えるとき「遊び」に理屈をつけて「トレーニング」としてしまう。そうすると途端にこどもは習い事をしているようにぎくしゃくした動きになりやすくなります。
もちろん勝ちたいやうまくなりたいなどの目的が入ってくる年齢からは遊びだけじゃなく指導は厳しくなりますが、そもそもそういう子は自ら厳しい環境に身を置きます。
選手コーチの関係が難しい世の中、厳しくするのはそこからでもいいのではないかと思う今日この頃です。
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