「セッティングの一日」
皆さま、こんにちは。
今週のコラムを担当させて頂きます中條雅章です。
宜しくお願いします。
今回は、セッティングについて書かせて頂きます。
セッティング
=配置、準備、構え
セッティングにも、色々な意味があると思います。
日常生活におけるセッティング。
運動動作(歩行、スポーツ、芸術など)におけるセッティング。
身体のセッティング
骨格のセッティング
環境のセッティング
道具のセッティング
セッティング、と一言で言っても、様々なセッティングが考えられますね。
最近、セッティングに関して、この様な一日を過ごしました。
ある楽器演奏のレッスンを受けた時の事です。
先ずは「正しい立位姿勢」からのスタート。
そして、楽器を手に取り、改めて「正しい立位姿勢」。
安定して立つ事により、身体と楽器が共存してくる。
弦と弓が、自然と!勝手に!
直角にセッティングされる!
一般的な初心者指導法だと、自分自身の正面に楽器を構える事はなく、、、
「楽器の角度が、身体に対して何度で、、、」
「楽器を固定する首、顎の傾きは何度で、、、」
等など、楽器の構え方の形におもむきを置く様です。
正しく安定して立つという、身体内での骨格のプロセスを踏み、セッティングに至ります。
骨格の安定感
安定感による筋緊張の弛緩
可動域の獲得
ゆえに、4スタンスの各個人のタイプ別の動きが導かれる。
最初のセッティングの有無により、身体、骨格レベルでのわずかな違いが生まれ、その先にある音の出方に違いが表れます。
もちろん、身体の疲労感等にも影響が出てきます。
骨格のセッティング重視の楽器レッスンでした。
そして、午後からは、、、
人生2度目、自転車競技である競輪を、川崎ケイリン場で観戦してきました。
別に、ギャンブルをしに行った訳ではなく、各選手の身体の使い方等を観て来ました。
会場内には、初心者ガイダンスコーナーが設けられてあり、競輪選手の実際にレースで使われた事のある自転車が展示されていました。
スタッフの方から、事細かく、自転車のセッティングについて御指導を受ける事が出来ました。
競輪競技てして、ルール内でのセッティング。
そのセッティングに対して、いかに骨格を安定させて乗り込んでいくか?
自転車のペダルを漕ぐ運動動作を、骨格レベルで自転車に対し同調、円滑にさせていくか?
道具のセッティング。
勉強していきたいと思います。
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