「休日のひと時」
6月始めの日曜日、実に清々しい青空の1日でしたね。
そんな気候に誘われて行って来ました、日比谷公園。実は家内との初デートがこの場所だったりと、多少個人的なゆかりの地だったりもします。
今年は日比谷公園115周年、日比谷野音95周年にあたるようで、この日はライブイベントも行われていました。
ライブには平井堅さんも出演するとの事で、
野外音楽堂だから音が外に漏れ聴こえてくるかもしれないという期待も、実はあったのです。
ライブが始まると、堅さん自身に声量がある事もあり、会場外にも風に乗った優しい歌声が届いて来ました。
ロケーションは、突き抜けるような高く青い空と、都心とは思えない木々の緑が織りなす開放的な空気感、周辺には恋人や愛犬と穏やかでのんびりとしたひと時を過ごしている人達がいて、映画などに登場する海外の公園にいるかのような、ピースフルな雰囲気に満ちていました。
堅さんは新曲2曲を含んだ合計6曲を歌い、時折MCで会場の笑いを取りながら、約40分間のステージを堪能させてくれました。
音楽をライブ会場内で直接アーティストを観て、会場一体となって盛り上がって聴くのはもちろん最高のひと時ですが、今回のような各々の過ごし方で、もっと自由に楽しむ参加の仕方も、「音楽」というものとの向き合い方としてアリだな〜、なんて感じた贅沢なひと時でした。
そんな日比谷野音は、来年以降に老朽化の為、改修工事に入るようです。
数々の伝説を残した野音、改修前に一度訪れてみてはいかがでしょうか？
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