「トドカナイカラ」
先日シンガーソングライターの平井堅さんの新曲、「トドカナイカラ」がラジオで初OAされました。
この曲は6/1から公開になる邦画「50回目のファーストキス」の主題歌として制作された曲です。
この映画はかなり前に制作された洋画のリメイクで、話の内容は、
記憶がたった1日しか持たず、翌日にはすっかり忘れてしまう女性を好きになってしまった男性が、どんなに2人の距離が縮まったように感じても、翌日にはまた他人に戻ってしまうという繰り返しの切なさを描いた、ラブストーリーのようです。
平井堅さんの楽曲は、心にスッと入ってきて内側から温かい感情を呼び起こしてくれる曲が多く、大好きなのですが、今回もそんな素敵な曲に仕上がっていました。
届かないもの。
沢山あると思います。
自分自身ですらままならない事も多いですよね。目の前の目標だったり、遠く先にある夢だったり。
それが移ろいやすい人の心となったら、益々
手に入れたり、繋ぎ止めておく事は難しいでしょう。
だからこそお互いを想い合い、少しでも確からしさを求めていく。
刻々と変わっていく黄昏時の風景のように、変わらないものなど無く、
だからこそ必死に追い求める。
その行為は尊く、儚いものだからこそ美しい。
相手の笑顔を求めて、一人きりの世界で完結する事なく、掛け算のように何倍も幸せが増幅していくような人間関係を築けたら素晴らしいですね。
今回は楽曲を聴いて膨らんだそんな想いをコラムにしてみました。 |
