「正しい立位姿勢を感じて!」
今週のコラムを担当させて頂きます中條雅章です。
宜しくお願いします。
廣戸道場の整体、施術後、患者様には「正しい立位姿勢」を感じて頂くのですが、、、
感じれる方と感じれない方が、いらっしゃるようです。
また、前回の施術後には感じれましたが、ご自身の生活に持ち込んで頂くと、「これであっているのかなぁ?」と、どうもその感覚がわからなくなってしまう様です。
今日は、このコラムをお読みの皆様と、「正しい立位姿勢」を行なってみたいと思います。
「正しい立位姿勢」
正しく立つ為に、身体でのいくつかの条件があります。
先ずは、両足の足幅を指2本幅にし、土踏まずを地面に対して水平に、そして垂直に踏む感じを持ちます。
その足幅から地面に対し垂直に、股関節、首幅を合わせていきます。
身体の一番下から一番上までが、垂直の設定になります。
人間の身体は、平面的ではないので、より立体的に表現しますと、左右足の土踏まずのアーチから頭蓋骨まで、垂直の円柱が身体の中に存在するイメージを持ちます。
この垂直の円柱が、身体の軸となります。
筋肉を硬くし、筋肉の柱を作るのではなく、、、
骨格、骨組みで立つイメージを持ちます。
さぁ、ここからです!
この「正しい立位姿勢」
はたして正確に出来ているか?
確認をしてみましょう!
身体を、左右回旋、側屈、前後屈に動かしてみて下さい。
如何ですか?
正しい立位姿勢がとれていれば、、、
頭蓋骨の水平垂直を維持したまま、身体を柔らかく動かす事が出来ます。
正しい立位姿勢でなければ、、、
頭蓋骨が動いてしまったり、骨格がスムーズに動がなかったりします。
ここで改めて、正しい立位姿勢をとれているかの確認をしたいと思います。
先程の指2本幅の足幅の土踏まずを維持したまま、この土踏まずから指先に体重を乗せてみて下さい。
踵が浮いた感じになります。
この姿勢から、先程の左右に回旋、前後屈、側屈を行なってみて下さい。
骨格は動きますか?
今度は、踵側に体重を乗せてみて下さい。
指先が浮いた感じになります。
この状態から、左右に回旋、前後屈、側屈を行なってみて下さい。
如何でしょうか?
いずれも立ててはいるけど、骨格のスムーズな動きは出来ない事を感じて頂けると思います。
体幹から腕にかけての連鎖、協応はなく、腕だけの動作になっていれば、スポーツをされている方であれば、手打ち、手投げになってしまいます。
あえて、土踏まずから頭蓋骨の円柱を崩し、外す事により、「正しい立位姿勢」の感覚を感じて頂けたかと思います。
改めて、「正しい立位姿勢」をとります。
土踏まずの上に、頭蓋骨を乗せこみます。
今一度、動かしてみて下さい。
骨格の連鎖、協応の感覚が感じれたら出来た事になります。
筋肉、筋力での感覚ではなく、
骨、骨格で立つ姿勢。
骨組みで立つ習慣をつける事で、快適な生活を送る事が出来ます。
日々、トライしてみて下さい。
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