「備忘録」
みなさん、こんにちは。
少しずつ暖かくなってきましたね。でもまだ、特に朝晩は冷え込む日もあり、まさに三寒四温という日々です。こういう時期は体調を崩しやすいですしまたスギ花粉も飛散して花粉症の方には辛い日が続きますが、もう少しの辛抱です。
私自身寒いのは苦手ですが、空気の澄んだ冬は遠くの山々が綺麗に見える、という楽しみがあります。通勤途中で富士山の見える箇所がいくつかありますが、綺麗に見えた日はちょっと得した感じがします。
ここ数年、仕事で東海道新幹線を利用することが増えてより近く(新富士駅あたり)で富士山を眺めると改めてその裾野の大きさ(広さ?)に驚かされます。
遠くから、より近くで、また途中まで登って仰ぎ見る富士山は、それぞれ違った顔を見せてくれます。ということは、逆にそこに行ってみないと見えない景色やわからないこともたくさんあると思います。
特に登った人、山頂へ行った人にしかわからないことは、どう表現しても、いかに映像や画像の技術が発達したとしても遠くからや下からではその様子を表現するのは非常に難しいのではないかと思います。
何となく情報としてインプットされたことが経験や体感をした人と同じようにアウトプット出来ると思えないのです。そこへ至るまでは近道は無くて、一つ一つの積み重ねを継続して初めて見えてくる「景色」がありますよね。
言葉はあまり綺麗ではありませんがここ最近、上辺だけ触れただけで知り得たように自信満々に語ったり、「合理的・科学的」の言葉を免罪符にして、きちんと全体像や本質を見ようとすることもなく物事に接する様子を目にする機会が多いように思います。
「最初から最後まで話は聞く」
「ちゃんとよく観察してから動く」
「多角的に何度もみてみる」
何かを確実に進めていく上で大切なことかと思います。私自分への戒めと留意も含めて書かせていただきました。視野が狭くならないように、また数多の情報である「点」同士を繋げて「線」から「面」、「立体」に発展出来るようにしていきたいものですね。
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