「そこから何が見えますか?」
最近強く感じる事は「立ち位置」って大事だな、という事です。
それは「身体」に関しても「心」に関してもです。
4スタンスで言えば、正しい立位姿勢から上半身、下半身のシュラッグをあえて4通りの全てのタイプで行なって身体をセッティングすると、それぞれのタイプの立ち位置を感じる事が出来ます。
木曜日のレッシュトレーニング(グループレッスン)で時々これを行なうのですが、自分のタイプでセッティング出来た人だけが満足気に気持ち良さそうに身体を動かし始めます。
その他の人達は窮屈な形になり、ギシギシと苦しそうで身体も連動しません。
自分と違うタイプの立ち位置に実際に立つ事により、何となくそのタイプの特性を感じる事が出来ます。
対照的に自分のタイプの立ち位置の重要性や意味を改めて感じる事にもなります。
また、映画や物語で個人的に面白いと思う話は大概、主人公側からだけの観点ではなく、敵対する側の人物像や心情も描かれ、多角的な視点で見る事により、物語に深みが生まれている話です。
水戸黄門のような、勧善懲悪の分かりやすい話も、単純にスカッとしたい時には良いとは思いますが…。
何か物事が上手くいかない時にはゴリ押しをするのではなく、立ち位置を変えて違う視点から見つめ直してみる。
物事を俯瞰で見る事により、本質は見えてくるのかもしれません。
また「現状維持」でマンネリ化するとモチベーションも下がり易くなります。
今年も11ヶ月が経ち、疲れ気味の方もいらっしゃるかもしれません。
ちょっと立ち位置を変えるだけで見える風景か変わり、ラストスパートの気力が湧いてくるかもしれませんよ。*\(^o^)/* |