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一口コラム
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こちらのコラムでは週替わりで先生方が順番にお話しをしてまいります。
 
施術部 中條雅章

第386回 一口コラム

今回の担当は
施術部 中條雅章です。

平成29年8月9日

 

「生きているからこそ!」

こんにちは。
今週のコラムを担当させて頂きます中條雅章です。
宜しくお願いします。

約17年前、廣戸道場に入る前の学生時代に、リュックサックひとつで、インドを旅しました。
成田→デリー→ベナレス→アグラ→デリー→成田と、急いで旅してはいけないインドを、短い時間の中で駆け抜けました。

エアコン無し、砂まみれの三段ベッドの夜行列車に、約20時間近く揺られ、デリーからベナレスに移動。

ベナレスと言えば、聖なる河ガンジス川。
なんでも包み込んでくれるガンジス川。

沐浴をしている人。
洗濯をしている人。
身体を洗っている人。
水浴びをしている人。

ガンジス川近くには、死を待つ老人。
そして、沢山の火葬場。

自分と同じ人間が、目の前で焼かれていく!
その灰を、ガンジス川に流し込む!
あぁ、インドに来たんだなぁ!と感じた瞬間でした!

インドであり、ヒンドゥー教の教えは、「生まれ変わる!」という考え。
国や宗教が違うと、違うものなんですね!

「インド、ヒンドゥー教では、人の死に対して、悲しさ、淋しさは、ないのかなぁ?」
様々な事を考えさせられた旅でした。

我が国では、お別れの際、感謝の気持ちになります。
自分の経験から、人は何故、生きているうちに、よりその表現をしないのだろうか?と思います。

まだ、生きているから?
滅びてからでは、伝わらないのでは?
それが、この世、そしてあの世の人生なのですかね?

生死をテーマにすると、ネガティヴに受けとめられたりしますが、、、
自分ひとりでは生きていない、生きていけない。
生きているからこそ!、、、というポジティブな捉え方で、このコラムを綴っています。

自分自身、感謝の出来る人間になりたいものです。


 
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