「生きているからこそ!」
こんにちは。
今週のコラムを担当させて頂きます中條雅章です。
宜しくお願いします。
約17年前、廣戸道場に入る前の学生時代に、リュックサックひとつで、インドを旅しました。
成田→デリー→ベナレス→アグラ→デリー→成田と、急いで旅してはいけないインドを、短い時間の中で駆け抜けました。
エアコン無し、砂まみれの三段ベッドの夜行列車に、約20時間近く揺られ、デリーからベナレスに移動。
ベナレスと言えば、聖なる河ガンジス川。
なんでも包み込んでくれるガンジス川。
沐浴をしている人。
洗濯をしている人。
身体を洗っている人。
水浴びをしている人。
ガンジス川近くには、死を待つ老人。
そして、沢山の火葬場。
自分と同じ人間が、目の前で焼かれていく!
その灰を、ガンジス川に流し込む!
あぁ、インドに来たんだなぁ!と感じた瞬間でした!
インドであり、ヒンドゥー教の教えは、「生まれ変わる!」という考え。
国や宗教が違うと、違うものなんですね!
「インド、ヒンドゥー教では、人の死に対して、悲しさ、淋しさは、ないのかなぁ?」
様々な事を考えさせられた旅でした。
我が国では、お別れの際、感謝の気持ちになります。
自分の経験から、人は何故、生きているうちに、よりその表現をしないのだろうか?と思います。
まだ、生きているから?
滅びてからでは、伝わらないのでは?
それが、この世、そしてあの世の人生なのですかね?
生死をテーマにすると、ネガティヴに受けとめられたりしますが、、、
自分ひとりでは生きていない、生きていけない。
生きているからこそ!、、、というポジティブな捉え方で、このコラムを綴っています。
自分自身、感謝の出来る人間になりたいものです。 |