「何を使うか?ではなく、どうなりたいか?」
今週のコラムを担当させて頂きます中條雅章です。
宜しくお願いします。
日々、整体にお見えになる患者様から、ご質問を頂く内容として多いものが、、、
「毎日、どの様に過ごしたら良いですか?」
というものです。
このコラムでも、過去にアップした内容に重複してしまう形になりますが、、、
「きちんと立つ」
「安定して立つ」
の「正しい立位姿勢」が必須になります。
先ずは、「正しい立位姿勢」の姿勢、状態を、
「筋肉で感じる」のではなく、
「骨、骨格で感じる」トレーニングからのスタートになります。
「正しい立位姿勢」により、
安定、柔軟性、出力、リズムといったものを獲得し、その先にあるパフォーマンスにつなげていくのです。
ある日のこと、この様な質問を頂きました。
患者様「ストレッチポールを背骨の下に敷き、仰向けの状態で寝るのは如何ですか?」
私「何の為に、されていますか?」
患者様「肩甲骨と肩甲骨の間を広げようと思って!」
私「その時、あなたの姿勢は、どうなってますか?」
患者様「胸を張り、肩甲骨と肩甲骨が、狭くなってます。」
私「目的と、実際にやっている事が違うのではないですか?」
患者様「そうですね!痛くなってしまうのです!」
この場合、
ストレッチポールを使えば良いのではなく、、、
自分自身が、どの様な姿勢、状態になりたいのか?
にあわせて、ストレッチポールなどの道具を使うべきであります。
自分自身の身体が優先であって、
ストレッチポールが優先ではありません。
リポーズトレーニングにおいても、
形にとらわれるのではなく、
常に、骨、骨格の安定をイメージして行うことが大切です。
何を使うか?
ではなく、、、
どうなりたいか?
いま一度、見直してみては如何でしょうか?
|