「無感を感じる」
6/4に開催された第16回レッシュサミットにおきましては、多数のトレーナーの方々にご参加いただき、盛況のうちに終える事が出来ました。ありがとうございました。
今回のサミットの総テーマは、「無感を感じる」、「感じない事を感じる」でした。
この事は、私個人的には、廣戸道場に入っていなければ恐らく一生気付けなかったのではないか、と思います。
私は10年以上前になりますが、プレイヤーとして総合格闘技にのめり込んでいた時期がありました。でも今考えるとやっていた事全てが、かなりの力づくだったように思います。そしてそれが「良い事」だと信じていました。今回のテーマとは間逆の方向へ、まるでマタドールの持つ赤い布に突進する牛のように猛進していたように思います。筋トレなどのサブトレーニングに関しても、「効いている」という実感を求め過ぎていたように思います。
整体の現場で、師匠の廣戸先生に御指導いただくのは、「知恵の輪のように患者さんのお身体を誘導しなさい」という事です。
そして気付かされたのは、人間の身体のシステムは思っているより遥かに優れている、という事です。
設定がちゃんとしていれば、身体の中に秩序が生まれ、関節はタイプ別の方向性に「自然と動いてしまう」が正解だという事。
頭でっかちになって、なんでも自分でコントロールしようとするのは、自分の身体の自然なリズム(ハーモニー)、を乱してしまうという事。
「自分の中の神に会う」というような言葉を聞いた事もあります。
以前、廣戸先生が書かれた書籍に「あなたの身体はもっと出来る」、というサブタイトルがありました。
一人ひとりが、自身の優れた身体のシステムにもっと素直に従う事が出来れば、世の中すら変わりそうに思えてきます。 以前、廣戸先生が書かれた書籍に「あなたの身体はもっと出来る」、というサブタイトルがありました。
一人ひとりが、自身の優れた身体のシステムにもっと素直に従う事が出来れば、世の中すら変わりそうに思えてきます。
私個人も、自分の身体の設定にこだわり、「自然に身体が動く事」に従い、自分の身体も患者さんの御身体も導けるように、日々努めて参りたいと思います。
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