hiroto-dojo

4スタンス倶楽部ロゴ   reash project
TOP blog newstoiawase
各施術所紹介 スタッフ紹介 一口コラム お客様の声 link おすすめ商品
 
一口コラム
バックナンバー

こちらのコラムでは週替わりで先生方が順番にお話しをしてまいります。
 
施術部 西澤正樹

第369回 一口コラム

今回の担当は
施術部 西澤正樹です。

平成29年4月12日

 

「思い」

皆さんこんにちは。すっかり春らしくなってきましたね。もうすぐ新緑の季節。楽しみですね。

ところで、NHKでシリーズ放送されている「漫勉」というテレビ番組を御存知ですか?
御存知ない方に番組内容を御説明しますと、漫画家の仕事場にカメラが密着して実際に描いている現場を撮影し、後日その映像を見ながら、日本を代表する漫画家の浦沢直樹先生とその漫画家先生が対談をする、というものです。
今回僕が見た回は、「沈黙の艦隊」などのヒット作を産んだ、かわぐちかいじ先生でした。

対談の中でお二人共に共感されていたのが、「全てのコマを楽しんで描いている」、という事でした。楽しんで描いているから一切無駄ゴマがない、とも話されていました。
さらに、それが読者を楽しませ引きつける事になる、とも。
「やっつけ」になって仕事としての絵になってしまうと、つまらない絵になってしまうそうです。
絵を描くという行為自体を純粋に楽しむ事が出来ないと、漫画家の仕事は出来ない、とも言われていました。

人に影響を与えるためにはエネルギーが必要ですが、発信する側の純粋な
「楽しい」という思いが、人の感情を突き動かす力になるのですね。

それにかわぐち先生は、映画の脚本の世界にも興味を持たれていたようで、絵を描く前に、脚本のように、細かい物語やセリフを文章に書いてから、それを基に漫画を描いていくそうです。
そして描いているうちにキャラクターが語りかけてきたりもするそうで、キャラクターの声を聞きながら、時には「もっとしっかり描いてよ」的な叱咤を受けながら、仕上げていくそうです。

それを聞いて、2次元の世界なのにまるで実在する登場人物との対話のようで、映画監督が俳優と共同作業で作品を創り上げていくのと似ているなぁと感じました。

それにそんな作業を繰り返していく中で、新しい技術的な発見があり、それがまた楽しい、とも言われていました。

純粋な「楽しい」という思いと、キャラクターの声を聞く「謙虚な心」、それに「向上心」。
長く一線で活躍されている方の静かなる凄みを感じ、僕も襟を正して頑張ろうと思った出来事でした。


 
2018年 | 2017年 | 2016年 | 2015年 | 2014年 | 2013年 | 2012年 | 2011年 | 2010年以前

予約

原宿

池ノ上

取材その他の問い合わせ

廣戸聡一の『レッシュ理論』については
レッシュプロジェクト

『4スタンス理論』については
4スタンス倶楽部

   
 

本日の廣戸道場 | 新着NEWS | お問い合わせ | 各施術所紹介 | スタッフ紹介 | 一口コラム | お客様の声 | LINK | おすすめ商品

copyright

reash project