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一口コラム
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こちらのコラムでは週替わりで先生方が順番にお話しをしてまいります。
 
施術部部長 小杉英紀

第343回 一口コラム

今回の担当は
施術部部長 小杉英紀です。

平成28年10月12日

 

「もしも・・・」

みなさんこんにちは。関東地方の陽気もだいぶ秋めいてきました。
日中と朝晩の気温差が大きくなっているので、体調管理により一層気を付けたいものですね。

さて、「秋」といえば、「食欲の」や「読書の」、「芸術の」などの形容詞が思い浮かびますが、その中でも今回は「スポーツの秋」から思い浮かんだことを書きたいと思います。
スポーツ観戦するのは元々、好きなのですが、その中でも特に印象的で記憶に残っっている試合のことです。
2002年9月14日、スペインのプロサッカーリーグ「リーガエスパニョーラ2002~2003」の第2節、ベティスvsレアル・マドリードのゲームです。
因みに…
この時のレアル・マドリードにはジダン(フランス)、ロナウド、ロベルト・カルロス(ブラジル)、ラウル、カシージャス(スペイン)、フィーゴ(ポルトガル)など錚々たるメンバーを擁するチーム、一方ベティスはホアキン、カピ、アルフォンソ(スぺイン)、デニウソン、マルコス・アスンソン(ブラジル)など、マドリードほど派手さはないものの、実力者揃いの好チームでした。
この両チームの試合の前半のロスタイム(現アディショナルタイム。当時はこう呼んでいたのが懐かしいです)を2分残したところで事件は起こります。
ナイターで行われていたにも拘らず、停電が起こり突如照明が消えてしまいました。
リアルタイムで観戦していたので、当初何が起きたのか理解出来ずにいましたが、やがて予備照明らしきものが灯されましたが、それでは試合続行が不可能、本照明の復旧も見込めず、試合はそのままサスペンデッドとなりました。
そして、3週間後の10月8日に中断時にボールのあった場所から、前半の残り2分の時からの再開、前半終了後はハーフタイムを挟まずそのまま後半開
始、という形で試合の続きが行われました。
つまり、「世界最高峰のレベルのリーグおよび選手たちが通常の半分の時間で1試合を戦う」というシチュエーションが偶然にも用意されたのです。
普通、90分+αの試合時間を戦うためのトレーニングを重ね、試合中もペース配分を考えながら動いている選手が、その半分で終われる状況で試合をするとどうなるか?
体力を気にする必要が無い分、動きっぱなしで、まるでバスケットボールの如く攻守が激しく入れ替わる壮絶でとても見応えのあるものになりました。
その試合の実況は倉敷靖男さん、解説は金子達人さんでしたが、普段比較的静かに中継されるこのコンビがいつも以上にテンションが上がっていたのも印象的でした。
ある意味、今まで観てきたサッカーの中でも一番面白い試合だった、といっても過言ではありません。
もっと言ってしまうと「サッカーは45分×2の90分ではなく、45分1本にすべき」と思えるほどです。
(尚、ネット上でこの試合の動画を探しましたが、再開後の前半残り2分の様子は見られますが、残念ながら、後半は見つかりませんでした。)
で、とどのつまりこの試合を観たことで思うことは、当たり前にある状況が得られなくなったり制限がかかったことで、思っても見なかった新しい発見や進化が見られるのではないか、ということです。
そもそも、器用に使えるように発達した手を使わない「制限」があるのがサッカーですし、使用するのは拳のみ、に限定したことボクシングはその技術を発達させてきました。
三角ベースも、スペースや人数が限られている中でも、「野球が出来ないだろうか?」と考え、工夫の末の産物といえると思います。
真面目に練習することはとても大切なことですが、時には童心に帰って「遊び心」を優先してみたり、不便な状況をあえて作り出してみると新たな視点や発見があるかもしれませんね。


 
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