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一口コラム
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こちらのコラムでは週替わりで先生方が順番にお話しをしてまいります。
 
施術部 西澤正樹

第333回 一口コラム

今回の担当は
施術部 西澤正樹です。

平成28年8月3日

 

「海の家OASiS」

8月に入り、厳しい暑さが続いています。皆さん体調は大丈夫ですか?夏を満喫されてますか?

私個人的には、毎年夏はあっという間に過ぎ去ってしまう感じで、夏らしい事があまり出来ず、真っ黒に日焼けした人々を横目に世間から取り残された感じのさみしさを、少し涼しくなった9月頃に感じる事が多いです。
なので今年こそは夏の太陽をしっかりと感じようと、子供達が夏休みに入った今週末、早速行って参りました、神奈川県葉山町森戸海岸!

何故この場所なのかというと、海の家OASiSがあるからです。
前回来たのはまだ子供達が生まれる前なので15年以上前になります。
レゲエミュージックにどっぷり浸かっていた当時、ある日本人レゲエミュージシャンのライブがあるというのでこの場所を訪れました。
夏の夜の浜辺というシチュエーション、ジャマイカ風のカラフルな木造の小屋、ジンやラムが並ぶカウンターBAR、陽気な店員さん達。
そんな異国情緒溢れるOASiSで行われたライブは雰囲気たっぷりで、カバーで歌われたボブマーレーの歌が夏の星空に溶けていく様は最高の瞬間でした。

そんな思い出の場所が今も存在し、夏の間の夕方、毎日日替わりで行われているライブが、この日はアフリカンミュージックDAY。
私の気分とタイミングが合い、何かに導かれるようにして自然とこの地に向かっていました。
レゲエの言葉にJahガイダンス(神のお導き)という言葉がありますが、正にそんな感じでした。

午前中から訪れたのは初めてでしたが、波の少ない穏やかな海で子供とひとしきり遊んだ後、夕方16時から始まるライブに備え、ステージ1番前のテーブルにスタンバイ。
ジャマイカ風のチキンやバナナジュース、沖縄そばをつまみにライブを楽しみました。

2つのバンドを観たのですが、最初のバンドはバラフォンという楽器が特徴的に使われていました。地面に座って叩く楽器で、木琴の下にひょうたんがいくつもぶら下がっている形をしており、水の雫が落ちる音のような不思議と心地よい音色がします。
その音とボンゴや弦楽器で繰り返されるリズムは観客にトランス状態を引き起こし、私の身体も体幹からの躍動でリズムと一体になり、物凄く気持ち良かったです。

次のバンドは背の大きな黒人がボンゴを叩き、ドラムとベースのリズム隊に、古臭く味のあるクラリネットとサックスがメロディを奏でるバンドでした。
そして私はすっかりこのボンゴの黒人にやられてしまいました。

身体から溢れ出る匂い立つようなビートや、伸びやかな歌声、白目を剥きながら陶酔しきった感じで歌い叩くその姿は神々しいほどでした。
そしてそれをリスペクトする感じでニコニコしながら楽しそうに叩くドラムの人、マイペースですが実力派のベース、そこにクラリネットとサックスがメロディを奏で、バンドの中にドラマが見えるような見事なチームワークに場内のボルテージも最高潮になっていました。
私も身体の今まで動いていなかった部分が勝手に動かされ、タガが外れたようにぐにゃぐにゃになってリズムと一体になる事が出来ました。
こんなに身体が動いたのは初めてかもしれません。

アフリカンミュージック恐るべし!
音楽の力は偉大ですね。

子供が居たりすると、中々ライブやクラブに行く機会は持ちづらくなりますが、夕方から海辺でライブをしてくれるOASiSでしたら行きやすいと思います。
行かれた事がない方は是非行ってみてください。
私も今シーズン、もう一度位訪れたいと目論み中です。*\(^o^)/*


 
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