「フレーム作りから!」
このコラムを読まれる方の多くは、「4スタンス理論」にご興味を持たれた方、何かのスポーツや芸術にプレイヤー、指導者として、携わっている方が多いのではないかと思います。
ご自身が、プレイヤーとして、指導者として、何れにせよ、練習、稽古、レッスンの現場において、それぞれの動きの修正をかけていく場合、どの手順からおこないますか?
私共の「スポーツ整体廣戸道場」の周りには、今現在、沢山のビルが建設中です。
それを見ていると、先ずは建物の骨格、フレーム作りから取り組まれております。
仮に20階建てのビルを建てるのに、いきなり水道管や電気の配線から工事はしないですよね?
また、3階のフロアだけ先に作り、その後、20階の高さを作る事はしないと思います。
先ずは、建物の全体の骨格、フレーム作りからだと思います。
人間の身体も同じだと思います。
重力のある地球上に立つ者として、、、
安定して立つ為に、、、
筋肉で立つのではなく、、、
全身の筋肉の緊張を極力抜かせ、脱力を促す為、、、
全身骨格における「水平」「垂直」の感覚、、、
「正しい立位姿勢」をとる事が必須であると考えます。
その上で、筋力トレーニングであったり、競技のパフォーマンス向上の練
習、稽古、レッスンにつながっていくものだと考えます。
先ずは、「フレーム作りから!」
みなさまの現場においては、如何なものでしょうか? |