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一口コラム
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こちらのコラムでは週替わりで先生方が順番にお話しをしてまいります。
 
施術部部長 小杉英紀

第331回 一口コラム

今回の担当は
施術部 小杉英紀です。

平成28年7月20日

 

「歪みとストレス」

みなさんこんにちは。

普段廣戸道場でおこなっている施術は「骨格を元に戻すこと」を主な目的としております。
人が身体を動かして活動すれば、「使用前」と「使用後」の変化が必ず表れます。
しかしながら、その変化自体にはなかなか気付けないものです。
当然、関節が存在することで人の身体が動くための「隙間」が設けられています。この「隙間」はいわば身体や骨格における「ゆとり」とも考えられます。
日常生活でも、「ゆとり」を持っていれば、「ある程度」までは困らずに対処出来ます(何かあっても困らないための「ゆとり」、とも言えますが・・・)
ですから、身体に何らかの「変化」が起きても「痛みや違和感」といった「困った」ことを感じるまでには、「ゆとり」の範囲を越えるだけの「時間の経過」と「負担の蓄積」が積み重なった、とも言えます。
通常、人は多少の「変化」や「負担」であれば「異変」と捉えることなく活動出来るだけの「ゆとり」や「強度」を持っていますが、それは決して「何もない」わけではなく、「微々たる変化を認識していない」ということです。
このことは、ここまで述べてきた「歪み」だけでなく「ストレス」や「疲労」にも当てはまることです。
「知らず知らずのうちに」、「感じ取れないほど」少しずつですが「変化」は必ず起きています。その「変化」が存在する「前提」を認識していれば、
「対処や対応」は自ずと「痛みや違和感が生じる前」へ意識が向いてくると思います。

最後に、先日お亡くなりになった永六輔さんのお言葉を。
「だんだん悪くなってきたものは、だんだん良くしていかなきゃ、良くならん」


 
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