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一口コラム
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こちらのコラムでは週替わりで先生方が順番にお話しをしてまいります。
 
施術部西澤正樹

第306回 一口コラム

今回の担当は
施術部 西澤正樹です。

平成28年1月27日

 

「これでいいんだ」

廣戸道場は建物の2階が施術所で、3階がスタジオになっています。
3階のスタジオでは月曜日と木曜日の週2階、ゴルフレッスンが行われています。

このゴルフレッスンでは廣戸理論のもと、「どう動くか?」よりも、
動きの前に「どう立つか?」がまず最優先されます。
それは「安定して立つ」事により、身体から余計な力が抜け、体幹が自然に動くようになるからです。
体幹の動きは四肢に伝わり、その人が本来持っている最もナチュラルな動作がそこに現れます。
再現性が高く、最も身体に負担ない動作を約束してくれます。

逆に身体を緊張させて立ち、体幹が動かない姿勢から身体を動かそうとすると、いきなり頭の位置がブレて不安定になってしまいます。
そんな不安定な身体を何とか安定させようと、手脚はバランサーとして働く事となり、ナチュラルな動きは出来なくなってしまいます。

このゴルフレッスンに先日、定期的に道場に施術に通われている患者さんが初めて参加されました。
ご感想をうかがったところ、その方がおっしゃったのは、
「迷いが無くなった」という事でした。

御自分の中では何となくこんな感じなのかな、というスイングのイメージは出来ていたし、スコアも比較的良かったようなのですが、雑誌に掲載されている色々な打ち方を読まれたり、
知人に「もっとこうした方が良いよ」
と言われたりして迷いが生じていたようでした。
それがレッスンに参加されて、自分のタイプの自然な動きを知り、「なんだやっぱりこれでいいんじゃん!」
という確信に変わり、更にゴルフが楽しくなったとおっしゃっていました。

近年は巷に情報が溢れ、情報過多になっていて、「何が正しいのか?」という事が見つけにくくなっているように思います。
それに周りにいる方々が、例えばみんな自分と違うタイプの人だったりすると、自身の感覚が少数派の意見になってしまい、自分を疑う事になってしまうのも無理ないのかなと思います。
それを身体理論として、全てのジャンルにおいて、余計な事をバッサバッサと切り捨てていって真実に導いて差し上げる、
レッシュトレーナーの在り方を改めて感じさせられた瞬間でした。
トレーナーの皆様、共に頑張っていきましょう。


 
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